ITパスポートの過去問
平成28年度 秋期
マネジメント系 問41

4月：A
5月：A B
6月：A B
7月：　 B C
8月：　　 C

状況を表に表すと上のようになります。
Aでは常時１名、Bでは常時２名、Cでは常時３名の要員が必要なので、それぞれの月に必要な要員数を求めます。

1つのサブシステムしかテストしていない4月と8月は除いて
（5～6月） = 1 + 2 = 3名
（7月）　 = 2 + 3 = 5名

よって、要員数が最大となるのは7月の5名ということが分かりました。

正解は３です。

最も要員数が多くなるのはサブシステムBとサブシステムCのテストが重なる7月で、その人数は5人になります。

よって、正しい答えは３になります。

月ごとの要員数を確認していきましょう。

4月
サブシステムAのテストで1名
合計1名

5月
サブシステムAのテストで1名
サブシステムBのテストで2名
合計3名

6月
サブシステムAのテストで1名
サブシステムBのテストで2名
合計3名

7月
サブシステムBのテストで2名
サブシステムCのテストで3名
合計5名

8月
サブシステムCのテストで3名
合計3名

よって、最も要員数が多いときは5名必要です。
正解は3です。

出題文で求められているのは、「要員数の合計」の『最大人数』です。

図表を使う組み合わせ問題は、答えを得るまでに時間が必要となります。
そのため、全体の問題を一通り終えてから、時間のバランスを見て回答を始めるくらいの心の余裕が欲しいところです。

今回は、組み合わせによる計算問題ですので、時間があれば、必ず正解することができます。



落ち着いて条件を把握し、計算を始めましょう。


まず、条件を把握しましょう。

要員数が多いサブシステムがCであることから、『要員数の合計』が最大となる期間は、サブシステムCのテスト期間である7月か8月であることが予測できます。

次に、サブシステムCと、他のサブシステムが重複する期間を確認します。

すると、7月にはサブシステムCとサブシステムBが重複していることがわかります。

この時、サブシステムAはテスト期間に含まれていませんので、計算式は次の通りです。


2（サブシステムBの要員数） + 3（サブシステムCの要員数） = 5


得られた人数が、「要員数の合計が最大となる月の要員数」と言えます。


従って、正解は3.の5となります。



落ち着いて読み込むことで正解するができます。
難しい計算はありませんので、時間に余裕を持って答えたい問題です。