ITパスポートの過去問
平成28年度 秋期
テクノロジ系 問83
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問題
平成28年度 秋期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問83 (訂正依頼・報告はこちら)
情報システムに対する攻撃のうち、あるIDに対して所定の回数を超えてパスワードの入力を間違えたとき、当該IDの使用を停止させることが有効な防衛手段となるものはどれか。
- DoS攻撃
- SQLインジェクション
- 総当たり攻撃
- フィッシング
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この過去問の解説 (3件)
01
つまり、「総当たり攻撃」に有効であり、正解は3になります。
不正解となった選択肢も含めて、各選択肢の用語について解説します。
1 「DoS攻撃」とは、1つのサーバーに同時に大量のリクエストを送ってサーバーをダウンさせようとする行為です。
2 「SQLインジェクション」とは、アプリケーションが意図しないSQLを実行して不正に情報を読み取ろうとする行為です。
3 「総当たり攻撃」とは、取りうる値をすべて入力してパスワードを解読しようとする行為です。
4 「フィッシング」とは、ユーザからクレジットカードなどの情報をだまし取ろうとする行為です。
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02
したがって、3の「総当たり攻撃」が正解です。
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03
2.「SQLインジェクション」は、想定外のSQLをフォームなどから入力して、データベースを不正に操作する攻撃のことですので、誤りです。
3.「総当たり攻撃」は、可能な組み合わせを手あたり次第試す攻撃手法です。問題の「所定の回数を超えてパスワードの入力を間違えたとき、当該IDの使用を停止させること」が有効な手段ですので、正解です。
4.「フィッシング」は、偽のホームページやメールにアクセスさせて、ユーザーのクレジット情報やIDを抜き取る攻撃ですので、誤りです。
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