ITパスポートの過去問
平成29年度 春期
ストラテジ系 問2

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問題

平成29年度 春期 ITパスポート試験 ストラテジ系 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

マーケティングミックスの検討に用いる考え方の一つであり、売り手側の視点を分類したものはどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

マーケティングミックスとは、マーケティング戦略において使用できる手段を組み合わせて戦略をたて、実施することをいいます。
マーケティングミックスには「マッカーシーの4P」と「ロータボーンの4C」の2種類のツールが有名です。

4P: マッカーシーの4P
「Product(製品)」「Price(価格)」「Promotion(プロモーション)」「Place(流通)」を組み合わせた、売り手側の視点に基づいたツールです。

4C: ロータボーンの4C
「Consumer(消費者)」「Customer cost(顧客コスト)」「Communication(コミュニケーション)」「Convenience(流通)」を組み合わせた、消費者の視点に基づいたツールです。

1.「4C」は消費者の視点に基づいたツールです。よって誤りです。

2.「4P」は売り手側の視点に基づいたツールです。よって正解です。

3.「PPM」とは、Products Portfolio Managementの略語であり、企業が展開する複数の製品・事業に、どう経営資源を配分するかを考えることですので、誤りです。

4.「SWOT」とは、SWOT分析といわれ、経営戦略や計画の現状分析を行う際に使用される分析手法のことです。よって誤りです。

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02

1.「4C」とは、Customer Value(顧客にとっての価値)、Customer Cost(顧客が費やすお金)、Convenience(顧客にとっての利便性)、Communication(顧客とのコミュニケーション)を表します。
顧客目線で考えるための手法のため、誤りです。

2.「4P」とは、Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販売促進)を表します。
売り手のブランドイメージと買い手が求めているものの合致点を探る方法です。
よって、正解です。

3.「PPM」とは、「プロダクト・ポートフォリオ・マネージメント」です。
「相対的市場占有率」と「市場成長率」を軸にどのように戦略をとっていくか決める方法です。
よって、誤りです。

4.「SWOT」とは、強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats)で、外部環境や内部環境を分類して、事業環境変化に対応する方法です。
よって、誤りです。

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03

マーケティングミックスのフレームワークとしては、
売り手の4P理論と、消費者の4C理論が使われます。

1.Cである為、買い手側のことです。

2.正解です。
Pである為、売り手側のことです。

3.縦軸に市場成長率、横軸に市場占有率の図をいいます。資本配分を分析します。

4.経営環境を、強み、弱み、機会、脅威に分類し、分析する手法です。

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