ITパスポートの過去問
平成29年度 秋期
テクノロジ系 問87

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問題

平成29年度 秋期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問87 (訂正依頼・報告はこちら)

通常使用される主系と、その主系の故障に備えて待機しつつ他の処理を実行している従系の二つから構成されるコンピュータシステムはどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

通常使用される主系と、その主系の故障に備えて待機しつつ他の処理を実行している従系の二つから構成されるコンピュータシステムを、デュプレックスシステムといいます。よって、3が正解です。

1.クライアントサーバーシステムとは、コンピュータをクライアントとサーバーに分けて処理を行うシステムです。

2.デュアルシステムとは、システムを2つ用意して常に同じ処理を2つのシステムで動かすことを指します。

4.ピアツーピアシステムとは、LAN接続されているコンピュータが互いに対等な関係にあり、機能などを相互に利用しあうシステムです。

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02

1.不正解です。
クライアントサーバシステムとは処理と画面の表示をサーバとクライアントに分けたシステムです。
データの登録や、計算などをサーバで行い、結果の表示や簡単な処理をクライアント側で行います。

2.不正解です。
デュアルシステムは全く同じ構成のシステムを二つ用意したシステムです。
同じ処理を行い、結果を比較してその処理が正しく行われているかを確認します。
障害時には片方のみで処理を行います。
二つとも同じ処理を行っているため誤りです。

3.正解です。
デュプレックスシステムとは主系と従系の二つから構成するシステムです。
従系は主系の障害時に備えて準備しています。
普段は別の処理を行っていたりします。

4.不正解です。
ピアツーピアシステムとは対等のコンピュータ同士が連携するシステムです。
対等とは、どちらのコンピュータも同じ能力を持っているという意味です。
例えば、クライアントサーバシステムでは、クライアント側にサーバが持つ処理機能などはなく、対等ではありません。
一方で、ピアツーピアシステムは通信するコンピュータが互いにサーバとしての機能を持ち、クライアントとしての機能も持ちます。

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03

1.「クライアントサーバーシステム」とは、システムを、データや機能を管理するサーバーと、ユーザーが使用するクライアントとに分けて運用する形態のことです。よって誤りです。

2.「デュアルシステム」とは、2個の同じシステムを用意して、同じ処理を同時に行い結果を相互に確認することで信頼性を高めるシステムのことです。よって誤りです。

3.「デュプレックスシステム」とは、同じシステムを2個用意し、1つだけを稼働させ、もう1つは待機させておく方式です。一方に問題が発生しても、もう一台を利用して続けての運用を可能にできます。よって正解です。

4.「ピアツーピアシステム」とは「P2P」と呼ばれ、クライアントサーバーシステムとは違い、1台のコンピューターにサーバーとクライアントの機能を持っていて、複数のコンピューターが対等に通信を行うシステムのことです。
仮装通貨やファイル共有のシステムなどがこれに当たります。よって誤りです。

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