ITパスポートの過去問 平成30年度 秋期 テクノロジ系 問72

MDMとは、「Mobile Device Management」の略で、社員が仕事で使用するスマートフォンなどの携帯情報端末の設定などを管理することをいいます。


１．MDMは、端末そのものを管理するものであり、業務上のデータや文書ファイルなどを管理するものではありません。よって誤りです。

２．従業員が所有する私物のモバイル端末を業務で活用するのは「BYOD」といいます。よって誤りです。

３．モバイル端末内の削除された通話履歴やファイルなどを復旧させ、証拠として保全するのは「デジタルフォレンジック」といいます。よって誤りです。

４．MDMの説明になりますので、正解です。

MDMとは、業務で使用するモバイル端末を適切に管理することです。

選択肢を一つずつ見ていきましょう。

１．MDMで管理するのはモバイル端末であり、データや文書ファイルではないため、誤りです。

２．MDMは会社から従業員に支給するモバイル端末を管理するものです。
私有の端末は対象外のため、誤りです。

３．犯罪捜査などのために証拠を取得するのは、デジタルフォレンジックです。
よって、誤りです。

４．MDMの説明のため正解です。

MDM(Mobile Device Management)とは、業務で使用するモバイル端末を管理することをいいます。

MDMではデータや文書ファイルの管理は行いません。
よって、1は不正解です。

MDMでは私物の端末の管理は行いません。
よって、2は不正解です。

MDMではモバイル端末内の削除されたデータやファイルの復元は行いません。
よって、3は不正解です。

MDMでは従業員のモバイル端末の管理を行います。
よって、4が正解です。