ITパスポートの過去問
平成31年度 春期
テクノロジ系 問91

E-R図で表現するのは、エンティティ同士の関係です。
関係データベースにおいて、エンティティ同士どのような関係を持つかをE-R図で定義します。

エンティティ同士の関係の例としては「生徒は1つの委員会に所属し、委員会には複数の生徒が所属している」といったものがあります。

よって、正解は２です。

他の選択肢も押さえておきましょう。

１．HDD内のデータの物理的な配置は、意識する必要がありません。

３．処理の流れは、フローチャートで表します。

４．入力データや出力データはデータフロー図で表します。

E-R図(Entity Relationship Diagram)は、文字通り、エンティティの関係を図にしたもので、リレーショナルデータベースの論理テーブルや物理テーブル設計に用います。
したがって、２が正解です。

ER図とは、データベースの定義において、テーブル同士の関連性を図に表したものです。

１．HDD内のデータの物理的な配置を示す図は特にありませんので、誤りです。

２． エンティティ同士の関係は「ER図」で表しますので、正解です。

３．処理の流れは「フローチャート」で表しますので、誤りです。

４．データの入出力や流れを可視化する図は、「データフロー図（DFD）」ですので誤りです