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ITパスポートの過去問 令和元年度 秋期 テクノロジ系 問70

問題

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大文字の英字から成る文字列の暗号化を考える。暗号化の手順と例は次のとおりである。この手順で暗号化した結果が “EGE” であるとき、元の文字列はどれか。
問題文の画像
   1 .
BED
   2 .
DEB
   3 .
FIH
   4 .
HIF
( 令和元年度 秋期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問70 )
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この過去問の解説 (3件)

8

暗号化に関する問題です。

 

次の手順で、それぞれの選択肢を暗号化していきます。
①表から英字を文字番号に変換する
②n文字目にnを加算する
③・26で割った余りを新たな文字番号にする
④表から文字番号を英字に変換する

選択肢1. BED

① BED → 143

② 134 → 2 6 6
③ 2 6 6 → 2 6 6
④ 2 5 7 → CGG

選択肢2. DEB

① DEB → 341
② 341 → 4 6 4
③ 4 6 4 → 4 6 4
④ 4 6 4 → EGE

選択肢3. FIH

① FIH → 587
② 587 → 6 10 10
③ 6 10 10 → 6 10 10
④ 6 10 10 → GKK

選択肢4. HIF

① HIF → 785
② 785 → 8 10 8
③ 8 10 8 → 8 10 8 
④ 8 10 8 → IKI

まとめ

暗号化した結果が「EGE」なのは「DEB」となります。

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6
まずは、暗号化の手順を確認しましょう。

手順1
A~Zの英字の下に、数字の0~25までの数字が割り振られた表があります。
まずはこの表を見ながら、暗号化前のアルファベット(この例の場合FAX)を、F→5、A→0、X→23、とそれぞれ変換します。

手順2
1文字目の数字に1を足した結果を、
2文字目の数字に2を足した結果を、
3文字目の数字に3を足した結果をそれぞれ求めます。
例の場合、手順2で変換した5、0、23にそれぞれ1、2、3を足しますので、
6、2、26が処理後の結果となります。

手順3
手順2で求めた結果を、それぞれ26で割り、余った数字に置き換えていきます。
6を26で割ると0あまり6
2を26で割ると0あまり2
26を26で割ると1あまり0となりますので、それぞれの余りの数字である、
6、2、0が処理後の結果となります。

手順4
最後に、手順1で使用した表を参照し、手順3で求めた数字、6、2、0をアルファベットにすると、
G、C、Aと変換できます。

したがって、FAXを暗号化すると、GCAとなります。


今回の問題は、選択肢1~4を、それぞれ例と同じ手順で暗号化した場合、結果が"EGE"になるものはどれか、というものです。

選択肢を確認すると、BED、DEB、FIH、HIFと、それぞれ最初の一文字目がすべて異なっていることがわかります。
今回の暗号化手順は1文字目、2文字目、3文字目をそれぞれ独立して暗号化しているだけでしたので、
最初の1文字目のみを暗号化して、結果が"E"になるものを探せば答えが導き出せます。



1
手順1、B→1
手順2、1→2
手順3、2→2
手順4、2→C

2
手順1、D→3
手順2、3→4
手順3、4→4
手順4、4→E

3
例のFAXと1文字目が同じ。よって暗号化後の文字は、例と同じくG

4
手順1、H→7
手順2、7→8
手順3、8→8
手順4、8→I

この中で、結果がEとなる手順2が正解となります。

因みに、この暗号化の手順は、手順1、手順4で使用した表を基準に考えると、
1文字目は表の1つ右隣のアルファベット、
2文字目は表の2つ右隣のアルファベット、
3文字目は表の3つ右隣のアルファベットが暗号化結果になるようになっています。
問題文と例を見ながらこの法則に気付いた場合はもう少し答えを導き出すのが楽になるかもしれませんが、
試験で暗号化の問題が出て、すぐに簡単な法則が見つからない場合は、素直に必要な部分のみ暗号化してしまう方が堅実でしょう。

2
暗号化の逆の手順で復号化することができるはずです。しかし、試験時間は短いので例にならってそれぞれを暗号化したほうが早いです。

それぞれを暗号化してみると、
2 .DEB を暗号化した場合に「EGE」となります。

したがって、2が正解です。

設問の1文字目がB D F Hと異なっていて、他の文字とは独立して暗号化されているので、1文字目だけを暗号化するだけでも回答を導くことができます。

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