ITパスポートの過去問
令和元年度 秋期
テクノロジ系 問93

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問題

令和元年度 秋期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問93 (訂正依頼・報告はこちら)

ディジタル署名やブロックチェーンなどで利用されているハッシュ関数の特徴に関する、次の記述中の a、b に入れる字句の適切な組合せはどれか。

ハッシュ関数によって、同じデータは、( a )ハッシュ値に変換され、変換後のハッシュ値から元のデータを復元することが( b )。
  • a:都度異なる   b:できない
  • a:都度異なる   b:できる
  • a:常に同じ    b:できない
  • a:常に同じ    b:できる

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この過去問の解説 (3件)

01

ハッシュ関数は、あるデータから、ハッシュ値と呼ばれる決まった桁数の値を得るための仕組みをいいます。
あるデータからハッシュ関数を通してハッシュ値を得た場合、元のデータの大きさ、内容にかかわらず、決まった桁数のハッシュ値が出力されます。

ハッシュ関数が同じであれば、元データはいつ計算しても同じハッシュ値を出力します。
また、一般に普及しているハッシュ関数は、ハッシュ値から入力データを復元することが出来ないようになっています。

したがって、
ハッシュ関数によって、同じデータは、( a 常に同じ)ハッシュ値に変換され、変換後のハッシュ値から元のデータを復元することが( b できない)
となる、3が正解です。

参考になった数22

02

ハッシュ関数の特徴としては、入力データが同じであれば、常に同じ値に変換され、元の入力データを復元することが困難という2点があります。

そもそもハッシュ関数は、任意の長さのデータから固定長のビット列を生成する関数です。ディジタル署名や伝送での改ざん検知に使用されます。

よって、3が正解です。

参考になった数3

03

ハッシュ関数とは、入力した任意の値に対して別の値を生成する関数のことです。入力値の暗号化や、同じデータからは同じ値が出力されるため、データの改ざん防止などに使用されることもあります。
ハッシュ値の特徴として、変換した値から元の値に戻すことはできません。

よって「a:常に同じ b:できない」が正解となりますので、答えは3となります。

参考になった数2