ITパスポートの過去問
令和2年度 秋期
テクノロジ系 問60

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問題

令和2年度 秋期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問60 (訂正依頼・報告はこちら)

暗号資産(仮想通貨)を入手するためのマイニングと呼ばれる作業を、他人のコンピュータを使って気付かれないように行うことを何と呼ぶか。
  • クリプトジャッキング
  • ソーシャルエンジニアリング
  • バッファオーバフロー
  • フィッシング

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この過去問の解説 (3件)

01

仮想通貨での取引は正しいことが確認され承認されることにより取引完了となります。
未確認の取引に対して、確認の為の計算を行い承認することをマイニングと呼んでいます。
マイニングを成功させると報償を受け取ることができます。
マイニングには、膨大な計算作業が必要となる為、非常に高い性能なCPUで長時間の稼働が必要となります。
他人のコンピュータにマルウェアなどを送り込み、勝手にこのマイニングに利用する行為をクリプトジャッキングと呼びます。

1.正解です。

2.ソーシャルエンジニアリングとは、コンピュータウィルスや通信手段などではなく、実際のユーザー自身に近づき、パスワードなどを盗み取る行為です。パスワードの盗み見やメモ、ごみなどから情報を知るなどがあります。

3.バッファオーバーフローとは、対象のコンピュータに大量のデータを送信したり、大量の入力を行うことにより、メモリー領域をあふれさせることにより誤動作を発生させる行為、または、その状態です。

4.フィッシングとは、偽の電子メールや偽Webサイトから偽入力ページに誘導して、入力内容を盗み取る行為です。金融機関や会員サイトに似せてデザインするなど一目ではわからないように細工されています。

したがって、1が正解です。

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02

マイニングとは「採掘」という意味で、ビットコインの取引データ(トランザクション)をまとめたブロックを承認することで、ビットコインで報酬をもらう作業を言います。

1.「クリプトジャッキング」は、他人のマシンを使用してマイニングの作業を行うことです。よって正解です。

2.「ソーシャルエンジニアリング」とは、ネットワークに侵入するために必要となるパスワードなどの重要な情報を、人の心理的な隙や行動のミスにつけ込み、特定の行動を相手にとらせて盗み出す行為のことです。よって誤りです。

3.「バッファオーバフロー」とは、バッファと呼ばれる用意された領域に、サイズ以上のデータを送り込んで領域に不具合を起こす行為のことです。よって誤りです。

4.「フィッシング」とは実在する企業や機関になりすまして、ユーザーIDやパスワード、クレジットカードの情報などの個人情報を取得・悪用する行為のことです。よって誤りです。

参考になった数5

03

暗号資産(仮想通貨)を入手するためのマイニングを他人のコンピュータを使って行うことをクリプトジャッキングといいます。

1.正解です。

2.不正解です。人間のミスや油断をついてパスワードなどの情報を

  盗み取る手法のことです。

3.不正解です。プログラムが確保しているメモリ容量を溢れさせる

  手法のことです。

4.不正解です。金融機関などの偽のWebサイトに誘導し、情報を

  搾取する行為です。

参考になった数3