ITパスポートの過去問
令和4年度
ストラテジ系 問5
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問題
令和4年度 ITパスポート試験 ストラテジ系 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
NDAに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 企業などにおいて、情報システムヘの脅威の監視や分析を行う専門組織
- 契約当事者がもつ営業秘密などを特定し、相手の秘密情報を管理する意思を合意する契約
- 提供するサービス内容に関して、サービスの提供者と利用者が合意した、客観的な品質基準の取決め
- プロジェクトにおいて実施する作業を細分化し、階層構造で整理したもの
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この過去問の解説 (3件)
01
それぞれの選択肢について説明します
1 セキュリティ・オペレーション・センター
企業内ネットワークを警備する組織で、ルータやサーバなどに異常がないかを監視し、サイバー攻撃から守ります。
業務として、セキュリティ機器やデータベース、サーバログの監視・分析によるインシデントの検知や対策についての助言を行います。
2 NDA (Non-Disclosure Agreement)
日本語で秘密保持規約ともいい、あるプロジェクトを誰かと共同で進める場合に、そこで知り得た内容については秘密を守るという契約です。
これは不正競争防止法に基づく営業秘密の範囲を広げる場合に締結する必要があります。
3 SLA(サービスレベル・アグリーメント)
顧客にサービスを提供する際、その内容と保証される品質について明確にした契約書のことです。これは利害関係者のトラブルを防止するための合意として締結されます。
例としてインターネット回線があります。ISPが提供しているネット回線はベストエフォート型といい、宣伝などで告知される通信速度はあくまで最大値であるため、エリアによっては通信速度が下がることもあるというものです。こうしたことは契約の際に係員から説明があり、納得の上で回線契約をすることとなります。
4 WBS
あるプロジェクトについて、目標達成までどのような工程があるか、それはどのような段階を得てこなしていくのかを見える化したものです。
これによりタスクを正確に把握し、効率的に業務を遂行することができます。
WBSは情報共有のため、クラウド上のツールを利活用するのが一般的です。適時WBSを確認し、必要に応じてタスクリストやガントチャートを派生します。
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02
2が正解です。
NDA(Non-Disclosure Agreement)とは、取引上で情報開示を行う際、情報の取り扱いや禁止事項を取り決めるために終結する契約書のことで、秘密保持契約とも呼ばれています。
1の解説)SOC(Security Operation Center)の説明です。
2の解説)正解です。
3の解説)SLA(Service Level Agreement)の説明です。
4の解説)WBS( Work Breakdown Structure)の説明です。
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03
NDA(Non Disclosure Agreement)とは、守秘義務契約もしくは
秘密保持契約のことで、取引する際の営業情報や個人情報などの管理や
取り扱い方法について定めた契約です。
1.不正解です。SOC(Security Operation Center)のことです。
2.正解です。
3.不正解です。SLA(Service Level Agreement)のことです。
4.不正解です。WBS(Work Breakdown Structure)のことです。
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