ITパスポートの過去問
令和5年度
マネジメント系 問1

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

令和5年度 ITパスポート試験 マネジメント系 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

サービスデスクの業務改善に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
  • サービスデスクが受け付けた問合せの内容や回答、費やした時間などを記録して分析を行う。
  • 障害の問合せに対して一時的な回避策は提示せず、根本原因及び解決策の検討に注力する体制を組む。
  • 利用者が問合せを速やかに実施できるように、問合せ窓口は問合せの種別ごとにできるだけ細かく分ける。
  • 利用者に対して公平性を保つように、問合せ内容の重要度にかかわらず受付順に回答を実施するように徹底する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

サービスデスクとは、ユーザーからの問い合わせに対応する窓口のことです。

サービスデスクには、窓口を一本化、迅速な対応、問題管理などが求められています。

選択肢1. サービスデスクが受け付けた問合せの内容や回答、費やした時間などを記録して分析を行う。

サービスデスクが受け付けた内容、回答、費やした時間を記録しておけば正確な「問題管理」を行うことができ、サービスデスクの業務改善につながります。

よって本選択肢の内容は正しいです。

選択肢2. 障害の問合せに対して一時的な回避策は提示せず、根本原因及び解決策の検討に注力する体制を組む。

サービスデスクには、「迅速な対応」が求められおり、問題の根本原因の解決は求められていません。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢3. 利用者が問合せを速やかに実施できるように、問合せ窓口は問合せの種別ごとにできるだけ細かく分ける。

サービスデスクには、問い合わせ「窓口の一本化」が求められています。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢4. 利用者に対して公平性を保つように、問合せ内容の重要度にかかわらず受付順に回答を実施するように徹底する。

サービスデスクにおいて、受付順に回答をしていると、重大な問題に対する解決が遅れてしまいシステム障害などの影響が大きくなるリスクが高まります。

よって本選択肢の内容は誤りです。

まとめ

ユーザーからの一番初めの問い合わせ窓口となるサービスデスクにおいて求められていることのポイントを押さえておきましょう。

参考になった数13

02

サービスデスク は、サービスの利用者からの問い合わせやトラブルの報告を受け付け、対応・解決するための窓口、またはその機能を提供する組織やチームを指します。

選択肢1. サービスデスクが受け付けた問合せの内容や回答、費やした時間などを記録して分析を行う。

正解です。問い合わせの内容や回答、発生頻度の高い問題や対応に時間がかかる問題などを特定し、業務の効率化やトレーニングの対象などを明確にすることができます。

選択肢2. 障害の問合せに対して一時的な回避策は提示せず、根本原因及び解決策の検討に注力する体制を組む。

誤りです。根本原因の解決は重要ですが、利用者が直面している問題を迅速に解決することも重要であるため、場合により一時的な回避策を提示することも有効です。

選択肢3. 利用者が問合せを速やかに実施できるように、問合せ窓口は問合せの種別ごとにできるだけ細かく分ける。

誤りです。問合せ窓口を細かく分けすぎると、利用者が正しい窓口を特定するのが難しくなり、混乱を招く可能性があります。

選択肢4. 利用者に対して公平性を保つように、問合せ内容の重要度にかかわらず受付順に回答を実施するように徹底する。

誤りです。緊急度や重要度を考慮し、優先度順に処理することも検討する必要があります。受付順に対応すると、重要な問題が放置されるリスクがあります。

参考になった数3

03

サービスデスクとは、システムの利用方法や障害などユーザーからの問い合わせや各種申請に対応する窓口のことです。

選択肢1. サービスデスクが受け付けた問合せの内容や回答、費やした時間などを記録して分析を行う。

正しい。受け付けた問合せ内容や回答、費やした時間を記録し分析することは業務改善につながります。

選択肢2. 障害の問合せに対して一時的な回避策は提示せず、根本原因及び解決策の検討に注力する体制を組む。

誤り。障害を復旧し、業務運用できる状態にすることが必要です。そのために一時的な回避策は必要になります。

選択肢3. 利用者が問合せを速やかに実施できるように、問合せ窓口は問合せの種別ごとにできるだけ細かく分ける。

誤り。問合せ窓口はひとつにする方が利用しやすくなります。

選択肢4. 利用者に対して公平性を保つように、問合せ内容の重要度にかかわらず受付順に回答を実施するように徹底する。

誤り。受付順でなく、緊急度や重要度で優先順位をつけて対応する方が望ましいです。

参考になった数3