ITパスポートの過去問
令和5年度
マネジメント系 問3

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問題

令和5年度 ITパスポート試験 マネジメント系 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

システム開発プロジェクトの品質目標を検討するために、複数の類似プロジェクトのプログラムステップ数と不良件数の関係性を示す図として、適切なものはどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

システム開発プロジェクトの品質目標を検討するために、複数の類似プロジェクトのプログラムステップ数と不良件数の関係性を示す図として、最も適切なものは散布図です。

選択肢1. 管理図

誤りです。管理図は、プロセスのデータを時系列でプロットし、そのデータの変動がプロセスの自然な変動の範囲内であるか、あるいはそれを超えて異常な変動が発生しているかを判断するための図です。

選択肢2. 散布図

正解です。散布図は、二つの変数の間の関係性を点の集合として平面上にプロットする図です。この場合、x軸にプログラムステップ数、y軸に不良件数を取り、各プロジェクトがどのような関係性を持つのかを視覚的に理解するのに役立ちます。

選択肢3. 特性要因図

誤りです。特性要因図は、問題の原因を体系的に整理するための図です。

選択肢4. パレート図

誤りです。パレート図は、問題の原因や項目の重要度を明確にし、優先的に取り組むべき点を視覚的に示すための棒グラフと折れ線図の複合グラフです

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02

プロジェクトの品質目標をマネジメントしていく上で活用される図表に関する問題です。

選択肢1. 管理図

管理図とは、中心線と上限を示す線と下限を示す線の3つの線が表示されていて、その管理図の中に示される折れ線グラフの推移を見ていくことによって、品質にばらつきがあるかどうかを判断できる図表となっています。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢2. 散布図

散布図とは、2種類の項目を縦軸と横軸にとって、2種類の項目の分布がどうなっているかや2種類の項目に相関関係があるかどうかを分析できるようにした図表となっています。

そのため、「複数の類似プロジェクトのプログラムステップ数」と「不良件数」の2種類の項目の関係性を示す図として適切です。

よって本選択肢の内容は正しいです。

選択肢3. 特性要因図

特性要因図とは、特性(すなわち結果)がどのような又どれくらいの量の要因によって引き起こされているのかを視覚的にわかりやすく示す図表となっています。

完成した図の見た目が、魚の骨のように見えるため、一般的にはフィッシュボーン図とも呼ばれます。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢4. パレート図

パレート図とは、棒グラフと図に示された棒グラフの累積比率を折れ線グラフで示した複合的な図表で、どのデータの割合が大きいかを視覚的に分かりやすくするための図表となっています。

よって本選択肢の内容は誤りです。

まとめ

各図表の特徴を、具体例を実際に見ながら覚えるようにしましょう。

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03

プログラムステップ数と不良件数の関連性を示す図として最適なものは、散布図です。

選択肢1. 管理図

誤り。上限、下限の限界線に対してその特性値を時系列に表した図です。

選択肢2. 散布図

正しい。2つの要素縦軸と横軸にし、データを打点した図です。

選択肢3. 特性要因図

誤り。原因と結果の関係を体系的に表した図です。

選択肢4. パレート図

誤り。棒グラフと折れ線グラフを組み合わせたグラフです。

まとめ

グラフや図に関する問題は頻出です。各図やグラフの特徴は覚える必要があります。

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