ITパスポートの過去問
令和5年度
マネジメント系 問4

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問題

令和5年度 ITパスポート試験 マネジメント系 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

運用中のソフトウェアの仕様書がないので、ソースコードを解析してプログラムの仕様書を作成した。この手法を何というか。

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この過去問の解説 (3件)

01

答えは「リバースエンジニアリング」です。 リバースエンジニアリングとは、ソフトウェアやハードウェアの完成品から、その設計や仕様を解析し、再現する手法を指します。 運用中のソフトウェアの仕様書がない場合、リバースエンジニアリングを使用して仕様書を作成することができます。リバースエンジニアリングは、ソフトウェアの品質向上や改良、メンテナンスなどに役立ちます。

選択肢1. コードレビュー

コードレビューは、他の開発者(通常はチームメンバー)がソースコードの質をチェックするプロセスを指します。これには、バグの特定、コーディングスタンダードの遵守、最適化の提案などが含まれます。

選択肢2. デザインレビュー

デザインレビューは、ソフトウェアの設計やアーキテクチャに関する議論や評価のプロセスを指します。これは通常、実際のコーディングが開始される前の初期段階で行われ、システムの構造やコンポーネントの関係性、パフォーマンス要件などを考慮します。

選択肢3. リバースエンジニアリング

すでに述べたように、リバースエンジニアリングは、ソフトウェアやハードウェアの完成品から、その設計や仕様を逆算して理解し、再現する手法を指します。これは、仕様書が失われた場合や、競合他社の製品を理解するために行われることがあります。

選択肢4. リファクタリング

リファクタリングは、ソースコードの外部から見た振る舞いを変更することなく、内部の構造を改善するプロセスを指します。目的は、ソフトウェアの可読性を向上させ、将来的な変更を容易にすることや、冗長なコードを排除することなどがあります。

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02

ソフトウェア開発のプロセスや手法について問う問題です。

選択肢1. コードレビュー

コードレビューとは、プログラムのソースコードを開発者ではない第三者が問題がないかどうか検証することです。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢2. デザインレビュー

デザインレビューとは、システムの各設計段階で、設計者や図面などを複数者で評価し、次の設計段階へ進むかどうか判断することです。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢3. リバースエンジニアリング

リバースエンジニアリングとは、既存のソフトウェアのソースコードなどを分析して技術情報を調査し明らかにすることです。通常の工程とは反対の流れであるため、リバースすることからリバースエンジニアリングと呼ばれています。

よって本選択肢の内容は正しいです。

選択肢4. リファクタリング

リファクタリングとは、プログラムの動作を変更することなく、内部の設計を見直しソースコードを書き換えることをいいます。

よって本選択肢の内容は誤りです。

まとめ

ソフトウェアの開発に関する用語については、まずは大まかな概要を覚えることから始めましょう。

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03

ソフトウェアの動作を解析することで仕様書を作成する手法をリバースエンジニアリングといいます。

選択肢1. コードレビュー

誤り。作成したソースコードに問題点や改善点がないかを確認する活動です。

選択肢2. デザインレビュー

誤り。設計段階において各種設計書に問題点や改善点がないかを確認する活動です。

選択肢3. リバースエンジニアリング

正しい。ソフトウェアの動作から仕様書を作成することです。

選択肢4. リファクタリング

誤り。プログラムの動作を変えずにソースコードを改良する活動です。

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