ITパスポートの過去問
令和5年度
マネジメント系 問5

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問題

令和5年度 ITパスポート試験 マネジメント系 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

ソフトウェア開発におけるDevOpsに関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 運用側で利用する画面のイメージを明確にするために、開発側が要件定義段階でプロトタイプを作成する。
  • 開発側が、設計・開発・テストの工程を順に実施して、システムに必要な全ての機能及び品質を揃えてから運用側に引き渡す。
  • 開発側と運用側が密接に連携し、自動化ツールなどを取り入れることによって、仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟に対応する。
  • 一つのプログラムを2人の開発者が共同で開発することによって、生産性と信頼性を向上させる。

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この過去問の解説 (3件)

01

DevOpsとは、開発担当と運用担当が協力して、開発の効率化を図るソフトウェア開発手法です。開発(Development)と運用(Operations)を組み合わせた造語です。

選択肢1. 運用側で利用する画面のイメージを明確にするために、開発側が要件定義段階でプロトタイプを作成する。

誤り。プロトタイプ開発のことです。

選択肢2. 開発側が、設計・開発・テストの工程を順に実施して、システムに必要な全ての機能及び品質を揃えてから運用側に引き渡す。

誤り。ウォーターフォール開発のことです。

選択肢3. 開発側と運用側が密接に連携し、自動化ツールなどを取り入れることによって、仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟に対応する。

正しい。DevOpsのことです。

選択肢4. 一つのプログラムを2人の開発者が共同で開発することによって、生産性と信頼性を向上させる。

誤り。ペアプログラミングのことです。

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02

DevOpsとは、開発者側と運用者側が協力して取り組むソフトウェア開発手法のことです。

Development(開発)とOperations(運用)とを組み合わせた用語です。

選択肢1. 運用側で利用する画面のイメージを明確にするために、開発側が要件定義段階でプロトタイプを作成する。

開発側が要件定義段階でプロトタイプを作成することを、プロトタイプ開発と言います。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢2. 開発側が、設計・開発・テストの工程を順に実施して、システムに必要な全ての機能及び品質を揃えてから運用側に引き渡す。

開発側が、設計・開発・テストの工程を順に実施して、システムに必要な全ての機能及び品質を揃えてから運用側に引き渡すことを、ウォータフォール開発と言います。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢3. 開発側と運用側が密接に連携し、自動化ツールなどを取り入れることによって、仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟に対応する。

開発側と運用側が密接に連携」し開発していくことを、DevOpsと言います。

よって本選択肢の内容は正しいです。

選択肢4. 一つのプログラムを2人の開発者が共同で開発することによって、生産性と信頼性を向上させる。

一つのプログラムを2人の開発者が共同で開発することを、ペアプログラミングと言います。

よって本選択肢の内容は誤りです。

まとめ

開発手法の定義に関しては、キーワードを中心に概要を押さえて覚えるようにしましょう。

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03

DevOpsは、開発(Development)と運用(Operations)の2つの領域を連携・統合し、開発と運用の壁を取り払い、迅速に安全なソフトウェアのリリースと運用を実現するための開発手法です。

選択肢1. 運用側で利用する画面のイメージを明確にするために、開発側が要件定義段階でプロトタイプを作成する。

誤りです。プロトタイプ開発の説明です。

選択肢2. 開発側が、設計・開発・テストの工程を順に実施して、システムに必要な全ての機能及び品質を揃えてから運用側に引き渡す。

誤りです。ウォーターフォールモデルの説明です。

選択肢3. 開発側と運用側が密接に連携し、自動化ツールなどを取り入れることによって、仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟に対応する。

正解です。DevOpsの説明です。

選択肢4. 一つのプログラムを2人の開発者が共同で開発することによって、生産性と信頼性を向上させる。

誤りです。ペアプログラミングの説明です。

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