ITパスポートの過去問
令和5年度
テクノロジ系 問16

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この過去問の解説 (2件)

01

エッジコンピューティングとは、クラウドではなくIoTデバイスや近くのサーバーにデータを保存し、データ処理のリアルタイム性をあげる仕組みです。

選択肢1. IoTデバイスの増加によるIoTサーバの負荷を軽減するために、IoTデバイスに近いところで可能な限りのデータ処理を行う。

IoTデバイスに近いところで可能な限りのデータ処理を行う」ため、エッジコンピューティングに関する記述です。

よって本選択肢の内容は正しいです。

選択肢2. 一定時間ごとに複数の取引をまとめたデータを作成し、そのデータに直前のデータのハッシュ値を埋め込むことによって、データを相互に関連付け、改ざんすることを困難にすることによって、データの信頼性を高める。

複数の取引をまとめたデータ、いわゆるブロックを、データ相互に関連付けをし、一つのデータのように連結することをブロックチェーンと言います。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢3. ネットワークの先にあるデータセンター上に集約されたコンピュータ資源を、ネットワークを介して遠隔地から利用する。

ネットワークを介して、データセンター上に集約されたデータを遠隔から操作する仕組みのことクラウドコンピューティングと言います。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢4. 明示的にプログラミングすることなく、入力されたデータからコンピュータが新たな知識やルールを獲得できるようにする。

同じように入力が繰り返されることにより知識やルールを獲得することを機械学習と言います。

よって本選択肢の内容は誤りです。

まとめ

エッジコンピューティングとクラウドコンピューティングの違いについて理解しましょう。

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02

エッジコンピューティングとは、サーバへの負荷軽減を目的として、デバイスの近くでデータ処理をおこなうことをいいます

選択肢1. IoTデバイスの増加によるIoTサーバの負荷を軽減するために、IoTデバイスに近いところで可能な限りのデータ処理を行う。

記述の通りです

選択肢2. 一定時間ごとに複数の取引をまとめたデータを作成し、そのデータに直前のデータのハッシュ値を埋め込むことによって、データを相互に関連付け、改ざんすることを困難にすることによって、データの信頼性を高める。

ブロックチェーンに関する説明です

選択肢3. ネットワークの先にあるデータセンター上に集約されたコンピュータ資源を、ネットワークを介して遠隔地から利用する。

クラウドコンピューティングに関する説明です

選択肢4. 明示的にプログラミングすることなく、入力されたデータからコンピュータが新たな知識やルールを獲得できるようにする。

機械学習に関する説明です

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