ITパスポートの過去問
令和6年度
テクノロジ系 問15
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
令和6年度 ITパスポート試験 テクノロジ系 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
ESSIDをステルス化することによって得られる効果として、適切なものはどれか。
- アクセスポイントと端末間の通信を暗号化できる。
- アクセスポイントに接続してくる端末を認証できる。
- アクセスポイントへの不正接続リスクを低減できる。
- アクセスポイントを介さず、端末同士で直接通信できる。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
ESSIDをステルス化することによって得られる効果として、適切なものは 「アクセスポイントへの不正接続リスクを低減できる。」 です。
ESSIDのステルス化は通信の暗号化には関与しません。暗号化は通常WPA/WPA2などのプロトコルで行われます。
ESSIDを隠すことで、接続する際に認証のプロセスが変わるわけではありません。認証は一般的に別のメカニズム(例えばパスワード)によって行われます。
ESSIDをステルス化すると、SSIDが見えなくなるため、知らない人が無防備に接続しにくくなります。ただし、これは完全な防御策ではなく、あくまで一つのセキュリティ対策です。
ESSIDのステルス化は、端末同士の直接通信(ピアツーピア通信)には影響しません。
したがって、正しい選択肢は 「アクセスポイントへの不正接続リスクを低減できる。」 です。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
02
正解は「アクセスポイントへの不正接続リスクを低減できる。」です。
ESSIDとは、無線LAN通信の際に設定される識別子のことです。
ESSIDをステルス化することで、不特定の無線LAN端末から自分の端末やネットワークが見えないようになるので、不正接続のリスクを低減することができます。
暗号化する機能はありません。
端末を認証する機能はありません。
正解です。
アドホックネットワークの説明です。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
03
この問題を解く際のポイントは、ESSID(Extended Service Set Identifier)のステルス化によってどのようなセキュリティ効果が得られるかを理解することです。ESSIDは、Wi-Fiアクセスポイントを識別するための名前であり、通常は周囲のデバイスに公開されますが、ステルス化することでこの名前を隠すことができます。
ESSIDのステルス化は、アクセスポイントの名前を隠す機能であり、通信そのものの暗号化とは無関係です。通信の暗号化は、WPA2やWPA3といった暗号化プロトコルを使用して行われます。ESSIDのステルス化は、暗号化の機能を提供するものではありません。
アクセスポイントへの端末の認証は、認証プロトコル(例:WPA2-Enterprise、802.1Xなど)によって行われます。ESSIDのステルス化は、アクセスポイントの名前を非表示にすることであり、認証機能を提供するものではありません。
ESSIDのステルス化は、Wi-Fiネットワークの名前を周囲に公開しないことで、ネットワークが存在していることを隠すことができます。これにより、悪意のある第三者がアクセスポイントを発見しにくくなり、不正な接続を試みるリスクを低減する効果があります。ただし、完全な防御策ではなく、より高度なセキュリティ対策(WPA2、WPA3の使用など)と組み合わせることが重要です。
端末同士が直接通信するためには「アドホックモード」や「Wi-Fi Direct」といった技術が必要です。ESSIDのステルス化は、アクセスポイントの名前を隠す機能であり、端末同士の直接通信とは関係ありません。
ESSIDのステルス化は、アクセスポイントの名前を隠し、周囲のデバイスにネットワークが存在することを見えにくくすることで、不正接続のリスクを低減する効果があります。しかし、ステルス化だけでは不十分であり、強力な暗号化プロトコルや認証を組み合わせることが必要です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問14)へ
令和6年度問題一覧
次の問題(問16)へ