ITパスポート 過去問
令和7年度
問65 (テクノロジ系 問10)

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問題

ITパスポート試験 令和7年度 問65(テクノロジ系 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

DBMSにおいて、データの検索を高速に行う目的で、必要に応じて設定して利用する情報はどれか。
  • インデックス
  • 外部キー
  • 主キー
  • スキーマ

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この過去問の解説 (1件)

01

DBMSが持つ各種の機能の中で検索性能を向上させるものを選ぶ問題です。

各選択肢をそれぞれ解説します。

選択肢1. インデックス

インデックスは、データベースにおいて特定の列(または複数列)に設定されるデータ構造です。

イメージとしては、書籍の巻末索引のようにインデックスを設定することで、目的のデータを効率的かつ高速に探し出すことができます

検索対象のデータが大量にある場合に特に有効です。

本選択肢が正解です。

選択肢2. 外部キー

外部キーはリレーショナルデータベースにおいて、他のテーブルの主キーを参照し、テーブル間のリレーションシップを定義するための制約です。

データの整合性を保つ機能であるため、検索を高速化する目的とは直接関係ありません。

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢3. 主キー

主キーは、テーブル内のレコードを一意に識別するための列(または複数列)です。

データの重複を防ぎ、レコードを特定するための重要な制約です。

しかし、データの検索を高速化することが主要な目的である情報ではありません。

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢4. スキーマ

スキーマはデータベースの構造(テーブル、列、データ型、制約など)を定義するものです。

データベースの設計図や青写真のような役割を果たしますが、データの検索を高速化する機能ではありません。

そのため本選択肢は不正解です。

まとめ

データベースに関する用語や考え方は頻出論点です。

最後に本問で問われている機能について改めてまとめます。

 

インデックス

データベースにおける検索処理を高速化するためのデータ構造です。

書籍の索引と同じように機能し、特定のデータを効率的に見つけることができます。

 

外部キーテーブル間の関連性を定義し、データの整合性を保つ
主キーテーブル内のレコードを一意に識別する
スキーマデータベースの構造を定義する

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