管理栄養士の過去問
第28回
社会・環境と健康 問13
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問題
第28回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
先天性風疹症候群に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
- 妊娠初期の風疹感染が危険である。
- 小児期に風疹感染の既往のある者が危険である。
- 妊婦ヘワクチンを接種することが推奨されている。
- 妊娠前に配偶者ヘワクチンを接種することが推奨されている。
- 特徴的な症候に、二分脊椎症がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
2 風疹の既往歴がなく、抗体をもたない者が危険です。
3 妊娠中は風疹のワクチンを摂取することが出来ません。
5 二分脊椎症のリスクが高まる代表的な要因は、葉酸摂取不足です
。
妊娠初期に風疹に罹患すると、胎児が先天性風疹症候群を発症する可能性があります。具体的な症状としては白内障や緑内障といった眼の疾患、先天性心疾患、難聴などがあげられます。
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02
免疫のない女性が妊娠初期に風疹に罹患してしまうと、ウイルスが胎児にまで感染して、出生児に先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。
そのため妊娠初期の風疹感染は危険であり、配偶者へのワクチン接種も推奨されています。
2.胎児期の風疹感染が危険です。
3.妊婦本人はワクチン接種を受けることができません。
5.特徴的な症候は、先天性白内障や心奇形などです。二分脊柱症は葉酸の欠乏でリスクが高まる症候です。
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03
2:風疹感染の既往がない、及びワクチン接種歴がないことが問題となります。
3:妊婦は風疹ワクチンを接種することができません。
5:妊娠中に風疹に罹患すると、胎児に難聴(耳がよくきこえない)、白内障(目のレンズが白く濁り、よく目がみえない)、心臓構造異常(心臓の形の異常)などが起こりやすいとされています。感染時期が妊娠早期であるほど、その危険が高くなります(妊娠4週〜5週頃では50%以上の危険があります)。
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