管理栄養士の過去問
第27回
公衆栄養学 問170
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第27回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問170 (訂正依頼・報告はこちら)
特定健康診査・特定保健指導に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 事業の企画はアウトソーシングできる。
- 65歳以上の対象者を優先して、積極的支援を行う。
- 疾病の三次予防を目的としている。
- 禁煙指導は含まれない。
- 受診者全員に個別対応の情報を提供する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
特定健康診査・特定保健指導は、「高齢者の医療の確保に関する法律」
の規定に基づいて実施される健診制度です。
実施主体は医療保険者、対象者は40~74歳の被保険者・被扶養者であり、
特にメタボリックシンドロームに着目して、毎年度、
計画的に実施されます。
リスクの少ないものには情報提供を、リスクが高くなるにつれ動機づけ支援、
積極的支援を行います。
以下、詳細の説明です。
1.×
事業の企画自体は医療保険者が行うため、アウトソーシングできません。
「高齢者の医療の確保に関する法律」第28条によると、
事業の実施は委託できると明記されています。
2.×
65歳以上ではなく、40~65歳未満の対象者を優先して積極的支援を行います。
3.×
疾病の三次予防ではなく、一次予防を目的としています。
4.×
特定健康診査・特定保健指導には禁煙指導も含まれます。
5.○
受診者全員に個別対応の情報を提供しています。
参考になった数8
この解説の修正を提案する
02
1:事業の実施はアウトソーシングできますが、企画・評価は医療保険者自らが行います。
2:65歳以上ではなく、40~65歳未満の対象者を優先して、積極的支援を行います。
3:疾病の三次予防ではなく、一次予防を目的としています。
4:禁煙指導は含まれます。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
03
特定健康診査・特定保健指導では受信者全員に個別対応の情報を提供します。
1.事業の企画は医療保険者が行っているためアウトソーシングすることはできません。事業の実施についてはアウトソーシングすることができます。
2.積極的支援は40〜65歳未満の対象者を優先して行います。
3.特定健康診査・特定保健指導では疾病の一次予防を目的としています。
4.特定健康診査・特定保健指導には禁煙指導も含まれています。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問169)へ
第27回問題一覧
次の問題(問171)へ