管理栄養士の過去問
第26回
臨床栄養学 問144

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問題

第26回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問144 (訂正依頼・報告はこちら)

がん患者に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 化学療法施行時には、食欲が亢進する。
  • 回盲部切除後には、ビタミンB6の吸収が低下する。
  • 膵臓切除後には、グルカゴン分泌が亢進する。
  • 緩和ケアの対象には、早期がん患者が含まれる。
  • 早期胃がんでは、悪液質がみられる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です。

臨床栄養学/疾患・病態別栄養ケア・マネジメントからの出題です。

1.化学療法施行時には、食欲が減退します。

2.回盲部切除後に吸収が低下するのは、ビタミンB12です。

3.膵臓切除後では、グルカゴン分泌の低下が見られます。

4.正しい記載です。がんに伴う治療の心身に対する苦痛を和らげ、QOLを向上することに繋がります。

5.悪液質とは脂肪と骨格筋の消耗で、早期胃がんでは特に見られません。

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02

正解は 4 です。

緩和ケアは、終末期医療だけではなく早期から行うことが提唱されています。

1.化学療法施行時には、食欲が低下します。

2.回盲部切除後には、ビタミンB12の吸収が低下します。

3.膵臓切除後には、グルカゴン分泌が低下します。

5.後期のがんや進行した内分泌疾患などでは、悪液質がみられることがあります。

参考になった数7

03

1.化学療法施行時には、食欲は減退します。

2.回盲部切除後には、ビタミンB₁₂の吸収が低下します。

3.膵臓切除後には、グルカゴン分泌が低下します。

5.早期胃がんでは、悪液質は見られません。

参考になった数5