管理栄養士の過去問
第25回
社会・環境と健康 問4
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第25回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
2005年以降、我が国の死因統計に関する記述である。正しいのはどれか。
- 胃がんの年齢調整死亡率は、男女ともに低下傾向にある。
- 部位別の悪性新生物の死亡数は、男女ともに大腸が最多である。
- 死因順位は、悪性新生物、脳血管疾患、心疾患の順である。
- 脳血管疾患の年齢調整死亡率は、男女ともに上昇傾向にある。
- 心疾患死亡の約1割は、虚血性心疾患による死亡である。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
2.× 男性は肺、女性は大腸が最多です。
3.× 死因順位は、悪性新生物(約30%)、心疾患(約15%)、肺炎(約10%)、脳血管疾患(約10%)の順です。
4.× 脳血管疾患の年齢調整死亡率は、男女ともに減少傾向にあります。
5.× 心疾患死亡の約5割は、虚血性心疾患による死亡です。虚血性心疾患とは狭心症や心筋梗塞の事です。
よって正解は1です。
参考になった数14
この解説の修正を提案する
02
以下、正しい組み合わせとその詳細です。
1.○
男女ともにわずかに低下傾向にあります。
平成27年の統計では、男性が50.5%、女性が24.6%となっています。
2.×
男性は肺(87.2%)、女性は大腸(35.5%)が最多です(平成27年)。
3.×
死因順位は、悪性新生物(28.7%)、心疾患(15.2%)、肺炎(9.4%)、脳血管疾患(8.7%)の順です(平成27年)。
4.×
脳血管疾患の年齢調整死亡率は、昭和45年をピークに、男女ともに減少傾向にあります。
5.×
心疾患死亡の約半数は、虚血性心疾患による死亡です。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
03
社会・環境と健康/健康、疾病、行動に関わる統計資料からの出題です。
1.記載の通りです。胃がんは日本人に多いがんではありますが、年齢調整死亡率は低下してきています。
2.部位別に悪性新生物の死亡数をみると、女性では大腸が最多ですが、男性では肺が最多となります。
3.出題当時と死因順位は変わり、1位悪性新生物、2位心疾患、3位肺炎となっています。(出題当時は3位が脳血管疾患)
4.脳血管疾患の年齢調整死亡率は男女ともに低下傾向にあります。
5.心疾患死亡のうち、虚血性心疾患による死亡は約4割になります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問3)へ
第25回問題一覧
次の問題(問5)へ