管理栄養士の過去問
第25回
応用栄養学 問105
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問題
第25回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問105 (訂正依頼・報告はこちら)
熱中症の際に生じる変化に関する記述である。正しいのはどれか。
- 尿量の増加
- 細胞内への水分の移行
- 血液量の減少
- 体温の低下
- 運動能力の向上
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この過去問の解説 (3件)
01
2. 熱中症で脱水状態になると細胞外液の水分が欠乏し、浸透圧が上昇する結果、細胞内の水は細胞外へ移動するので誤となります。
3. 体温が上昇し、発汗が行われ脱水症状になると、循環血液量は減少し、全身倦怠感や吐き気、嘔吐、頭痛、腹痛などをひきおこします。よって正となります。
4. 熱中症の場合、体温は上昇するので誤となります。
5. 頭痛、悪心、めまい、意識消失、ショック状態などの症状があらわれ、運動能力は低下するので誤となります。
よって正解は、3. となります。
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02
2.熱中症になると、細胞内ではなく細胞外への水分の移行が生じます。
3.熱中症になると脱水症になり、血液量は減少します。
よって、正しい答えとなります。
4.熱中症になると、体温は上昇します。
5.熱中症になると、運動能力は低下します。
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03
2.熱中症時の細胞の水分の状態は
、細胞内に水分が移行するのではなく細胞外液の減少です。細胞内液は変化しません。
細胞内液は細胞内に含まれる水分で、カリウムイオンを多く含んでいます。体重の40%を占めていて、加齢による細胞数の低下に伴って減少します。
細胞外液には血液や尿、リンパ液などがあり、ナト
リウムイオンを多く含んでいます。
3.血液量は発汗によって体温を低下させようとするため低下する。
4.熱中症により体温は上昇する。
5.運動能力は低下する。
熱中症は高温多湿な環境で起こりやすく、発汗による脱水やナトリウムなどの電解質の低下が起こり、さまざまな症状が発生します。
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