管理栄養士の過去問
第25回
栄養教育論 問116

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問題

第25回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問116 (訂正依頼・報告はこちら)

「母乳育児を成功させるための十か条(WHO/UNICEF、1989年)」基づき、母親を支援する内容に関する記述である。正しいのはどれか。
  • 分娩後30分以内に、赤ちゃんに、母乳をあげましょう。
  • 新生児には、水分を十分にあげましょう。
  • 授乳時以外は、赤ちゃんと別室にいるようにしましょう。
  • 赤ちゃんが母乳を欲しがっても、時間を限って飲ませましょう。
  • 授乳時以外は、赤ちゃんに、おしゃぶりを与えましょう。

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この過去問の解説 (3件)

01

◎母乳育児成功のための十か条
1.母乳育児の方針をすべての医療にかかわっている人に、常に知らせること。
2.全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること。
3.全ての妊婦に母乳育児の良い点とその方法をよく知らせること。
4.母親が分娩後、30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること。
5.母親に授乳の指導を十分にし、もし、赤ちゃんから離れることがあっても母乳の分泌を維持する方法を教えること。
6.医学的な必要がないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと。
7.母子同室にする。赤ちゃんと母親が一日中24時間、一緒にいられるようにすること。
8.赤ちゃんが欲しがるときに、欲しがるままの授乳を進めること。
9.母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと。
10.母乳育児のための支援グループ作りを援助し、退院する母親に、このようなグループを紹介すること。

1. 4.に該当するので正となります。

2. 6.に医学的な必要がないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこととあるので誤となります。

3. 7.に母子同室にする。赤ちゃんと母親が一日中24時間、一緒にいられるようにすることとあるので誤となります。

4. 8.に赤ちゃんが欲しがるときに、欲しがるままの授乳を進めることとあるので誤となります。

5. 9.に母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこととあるので誤となります。

よって正解は、1. となります。

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02

1.正しい答えです。分娩してなるべくすぐに母乳を与えられるように妊娠中から指導されます。

2.医学的に必要がない限り、新生児には母乳以外の栄養や水分を与えないようにします。

3.授乳中以外も母子同室にし、母親と赤ちゃんが終日一緒にいられるようにします。

4.赤ちゃんが欲しがる時には、いつでも母親が母乳を飲ませられるようにします。

5.母乳で育てている赤ちゃんに、ゴムの乳首やおしゃぶりは与えません。

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03

1 正解です。分娩後すぐに母乳を与えられるように妊娠中から授乳方法を指導します。

2 新生児には、母乳以外与えるのは好ましくありません。
水分や人工乳は医学的に必要がある場合のみ与えます。

3 母子同室にし、赤ちゃんと母親が24時間一緒にいられるようにします。

4 赤ちゃんが母乳を欲しがるときは、欲しがるだけ授乳をします。

5 母乳を飲んでいる赤ちゃんにはゴムのおしゃぶりや乳首を与えないようにします。

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