管理栄養士の過去問
第25回
栄養教育論 問118
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問題
第25回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問118 (訂正依頼・報告はこちら)
やせ傾向にある思春期女子を対象とした栄養教育で使用する教材と、その目的に関する組合せである。誤っているのはどれか。
- ボディ・イメージの図 ----------------------------- 適正体重の認識のずれ
- 身長・体重成長曲線の図 -------------------------- 貧血予防法の知識
- 低出生体重児の割合の推移を示すグラフ ----- 子どもの将来の生活習慣病の警告
- 食事バランスガイドのリーフレット ----------- 望ましい食事の知識
- 経験者による無月経の話 -------------------------- 極端な食事制限の弊害
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この過去問の解説 (3件)
01
2. 身長・体重成長曲線は、人間の身体的発達の程度を、横軸を年齢、縦軸を調べたいデータとするグラフで表した曲線のことを言います。子どもの成長を評価するのに用いられます。貧血予防法の知識を目的としていないので誤となります。
3. 痩せた妊婦は低体重児を産む傾向にあり、生後高栄養を与えることで脂肪細胞が大きくなり、将来の生活習慣病になるリスクが高まると言われているので正となります。
4. 食事バランスガイドは、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかを考える際の参考にできるよう、食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストで分かりやすく示したものです。よって正となります。
5. 具体的な経験談を聞くことで、極端な食事制限が無月経等をひきおこす原因となるということがわかるので正となります。
よって正解は、2.となります。
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02
2 誤りです。身長体重成長曲線の図は、子供の成長が適正か確認するために使用します。
3 低出生体重児は将来生活習慣病を発症しやすく、これをグラフに示したものです。
4 食事バランスガイドは、1日分の望ましい食事量を料理ごとに示したものです。
5極端な食事制限で無月経が起こることを直接話を聞くことから理解できます。
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03
2.身長・体重成長曲線の図からは、貧血予防法の知識を得ることはできません。
学習者自身が思春期における身長・体重の変化と適正体重に気付き、自らの食行動を改める動機付けに有効な教材です。
よって、2番が誤った答えとなります。
3.低出生体重児の割合の推移を示すグラフから子どもが将来、生活習慣病にかかるかもしれないということが分かります。
4.食事バランスガイドのリーフレットから望ましい食事の知識を得ることができます。
5.経験者による無月経の話を聞くことで、極端な食事制限の弊害が起こりうることを理解することができます。
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