管理栄養士の過去問
第25回
給食経営管理論 問173
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問題
第25回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問173 (訂正依頼・報告はこちら)
給食管理を目的とした「日本人の食事摂取基準(2010年版)」の適用による食事計画に関する記述である。誤っているのはどれか。
- 栄養素摂取不足からの回避を目的として、推定平均必要量に近くなるよう目標となる給与量を決定する。
- 推奨量を算定できない栄養素については、目安量に近づくように目標となる給与量を決定する。
- BMIが正常範囲に留まる者の割合を維持することを目的として、目標となるエネルギー給与量を決定する。
- 栄養素過剰摂取の回避を目的として、耐容上限量を超える者がでないように献立を立案する。
- 生活習慣病の一次予防を目的として、目標量を逸脱した摂取量の者ができるだけ少なくなるように献立を立案する。
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この過去問の解説 (3件)
01
また、目安量を用いる場合は、摂取量の中央値と目安量を比較し、不足していないことを確認し、中央値が目安量付近または、超えていれば、その量を維持するための計画を立案します。
よって、誤った答えとなります。
2.推奨量を算定できない栄養素については、食事摂取基準の設定指標において、目安量が、推定平均必要量や推奨量を算定するのに十分な科学的根拠が得られない場合に、特定の集団がある一定の栄養状態を維持するのに十分な量とされています。
つまり、目安量と近づくように目標となる給与量を決定します。
正しい答えです。
3.エネルギーの摂取量及び消費量のバランスの維持を示す指標として、BMIが採用されていることから、正しい答えといえます。
4.栄養素過剰摂取の回避を目的として、使われている指標が耐容上限量で、測定された摂取量の分布と耐容上限量から過剰摂取の可能性を有する者の割合を算出、集団全員の摂取量が耐容上限量未満になるための計画を立案します。
正しい答えです。
5.生活習慣病の一次予防を目的として、使われている指標が目標量で、測定された摂取量の分布と目標量から目標量の範囲を逸脱する者の割合を算出し、摂取量が目標量の範囲内に入る者または近づく者の割合を増やすことを目的とした計画を立案します。
よって、正しい答えです。
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02
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03
2. 推奨量を算定できない栄養素は目安量に近づくように目標となる給与量を決定するので正となります。
3. エネルギー給与量の決定は性・年齢階級・身体活動レベル別の分布から推定エネルギー必要量を算出し、BMIを考慮して決定するので正となります。
4. 栄養素の過剰摂取からの回避を目的とする栄養素については、耐容上限量を超える者が出ないよう菜献立を計画するので正となります。
5. 生活習慣病の一次予防を目的とする栄養素については、評価結果を参考にして、目標量を逸脱した摂取量の者をできるだけ少なくなるような献立を計画します。摂取量が目標量の範囲に入るような献立を計画します。よって正となります。
よって正解は、1. となります。
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