管理栄養士の過去問
第25回
応用力問題 問192

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問題

第25回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問192 (訂正依頼・報告はこちら)

下表は「五訂増補日本食品標準成分表」から抜粋した原材料として利用する食品の成分値である。

それぞれの食品についての記述である。正しいのはどれか。
問題文の画像
  • 食品Aには、ドコサヘキサエン酸(DHA)が多く含まれる。
  • 食品Dは、代表的な「青魚」の1つである。
  • 食品Cには、エルゴステロールが多く含まれる。
  • 食品Bは、動物性たんぱく質の補給源として重要である。
  • 食品Eは、果実類に分類される。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.水分が少ないため、魚類ではない。また食品Aは大豆と考えられるため、多価不飽和脂肪酸は、リノール酸と考えられます。

2.コレステロールを含んでいるので動物性食品だと考えられます。しかし、脂質含有量が少ないので「青魚」ではなく「白身魚」と考えられます。

4.水分含有量が少ないので、植物性食品だと考えられます。

5.炭水化物含有量が少なく、たんぱく質、水分、脂質含有量が高いので動物性食品だと考えられます。

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02

1. DHAである多価不飽和脂肪酸は多いが、水分が少ないので食品Aは魚類ではなく、多価不飽和脂肪酸はDHAではないと考えられ、誤となります。食品Aは大豆と推測され、多価不飽和脂肪酸はリノール酸と考えられます。

2. 食品Dは、コレステロールを含んでいるので動物性の食品であると考えられます。脂質や脂肪酸が少ないので青魚ではなく白身魚であると考えられ、誤となります。

3. エルゴステロールは紫外線照射でビタミンDに変わります。食品CはビタミンDが多く含まれているため、エルゴステロールが多く含まれていると言えます。よって正となります。食品Cは水分が多く、脂質は少なく、ビタミンDが多いことよりきのこ類であることが推測できます。

4. 食品Bは水分が少なく、コレステロールが0なので植物性食品だと考えられ、誤となります。

5. 食品Eは、たんぱく質、水分、脂質、コレステロールが高いので動物性食品であると考えられるので誤となります。

よって正解は、3. となります。

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03

1.食品Aは、たんぱく質と脂質が多く、水分が少ない、またコレステロールがほとんど含まれていないことから、植物性の乾燥食品であると予測できます。
よって、ドコサヘキサエン酸ではなく、リノール酸が多く含まれます。

2.食品Dは、水分とたんぱく質が多く、脂質と炭水化物と多価不飽和脂肪酸が少ないことから、白身魚であることが予測できます。
よって、青魚ではなく、白身魚の1つであるということです。

3.食品Cは、水分が多く、3大栄養素が少ないことから、植物性食品であると予測できます。また、ビタミンDが多いことからしいたけではないかと思われます。
よって、食品Cにはしいたけに多く含まれるエルゴステロールが含まれるということになります。
正しい答えです。

4.食品Bは、たんぱく質と炭水化物が多く、水分が少ない、またコレステロールが0であるという点から、植物性の乾燥食品であると予測できます。
よって、動物性たんぱく質ではなく、植物性たんぱく質の補給源として重要となります。

5.食品Eは、水分とたんぱく質、脂質、コレステロールが多いことから肉類であると予測できます。
よって、果実類ではなく、肉類に分類されます。

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