管理栄養士の過去問
第24回
基礎栄養学 問83

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問題

第24回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問83 (訂正依頼・報告はこちら)

たんぱく質の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。
  • たんぱく質の栄養価は、第一制限アミノ酸を補足しても改善できない。
  • たんぱく質の栄養価は、含有するアミノ酸の総量で決められる。
  • アミノ酸インバランスとは、必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)の過剰を表す用語である。
  • たんぱく質の生物価は、吸収窒素量に対する体内保留窒素量の比率として求められる。
  • ヒトにおける必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)は、7種類である。

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この過去問の解説 (4件)

01

1.第一制限アミノ酸を補足することによって、たんぱく質の栄養価が改善します。

2.たんぱく質の栄養価は、必須アミノ酸の含有量と必要量で決められるものです。

3.アミノ酸インバランスとは、特定の必須アミノ酸を過剰に摂取すると現れる有害作用です。

4.正解。

5.ヒトにおける必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)は9種類です(バリン・ロイシン・イソロイシン・トリプトファン・フェニルアラニン・リシン・メチオニン・スレオニン・ヒスチジン)。

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02

1 . たんぱく質の栄養価は、第一制限アミノ酸を補足することで改善できます。

2 . たんぱく質の栄養価は、体が必要とするアミノ酸の種類と量に最も近いアミノ酸組成を含有するかで決められます。

3 . アミノ酸インバランスとは、必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)の過剰により、相対的に他のアミノ酸が不足する状態を表す用語です。

4 . たんぱく質の生物価は、吸収窒素量に対する体内保留窒素量の比率として求められます。

5 . ヒトにおける必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)は、フェニルアラニン、ロイシン、バリン、イソロイシン、スレオニン、ヒスチジン、トリプトファン、リジン、メチオニンの9種類です。

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03

1.たんぱく質の栄養価は、第一制限アミノ酸を補足することで改善されます。(アミノ酸補足効果)

2.たんぱく質の栄養価は、必須アミノ酸の含有量と必要量で決められています。

3.アミノ酸インバランスとは特定のアミノ酸を過剰に摂取し現れる有害作用のことをいいます。

5.ヒトにおける必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)は「9種類」となります。(メチオニン、フェニルアラニン、リジン、バリン、トレオニン、ヒスチジン、トリプトファン、ロイシン、イソロイシン)

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04

1.制限アミノ酸を補足して栄養価を上げることができます。

2.必須アミノ酸構成比率によって決まります。

3.アミノ酸インバランスとは、必須 アミノ酸(不可欠アミノ酸)を過剰に摂取した場合に発現する有害作用です。

4.正しいです。

5.必須アミノ酸は、リジン・トリプトファン・イソロイシン・ロイシン・メチオニン・フェニルアラニン・スレオニン・ヒスチジン・バリンの9種類です。

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