管理栄養士の過去問
第24回
応用栄養学 問104

1.座って安静にしている状態が1メッツなので誤。

2.健康づくりのための身体活動量として、週に 23 ｴｸｻｻｲｽﾞ以上の活発な身体活動(運動・生活活動)を行い、そのうち４ｴｸｻｻｲｽﾞ以上の活発な運動を行うこ
とを目標しているので正。

3. 身体活動は生活活動と運動に分類されるので誤。

4.内臓脂肪を確実に減少させるためには、週に 10 ｴｸｻｻｲｽﾞ程度かそれ以上の運動量が必要と考えるとあるので誤。

5.健康づくりのための身体活動量の目標である週 23 ｴｸｻｻｲｽﾞの身体活動を歩数に換算すると、１日当たりおよそ 8,000～10,000 歩位（１週間で 56,000～
70,000 歩位）となるとあるので誤。

正解は 2 です。

１…静かに立っている状態の身体活動強度は1.8メッツです。
メッツとは座位の安静な状態で消費したエネルギーを１としたときに、
その身体活動で消費したエネルギーが何倍であるかを示します。

2…健康づくりを目的とした場合に目標となる運動量は、４エクササイズ/週です。
健康づくりのための運動指針2006では、健康づくりを目的とした場合に目標となる身体活動量は23エクササイズ/週以上、そのうち4エクササイズ/週以上は活発な運動を行うこととしています。
エクササイズとは、身体活動の量を表す単位で、メッツに身体活動の実施時間（時） をかけたものです。

3…「身体活動」が「生活活動」と「運動」に分類されます。
「身体活動」とは、安静にしている状態より多くのエネルギーを消費するすべての動作のことです。
その中でも、「生活活動」とは、労働や家事、通勤・通学などを指します。一方、「運動」とは、体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施する生活活動以外のスポーツなどを指します。

4…内臓脂肪減少を目的とした場合に目標となる運動量は10エクササイズ/週程度もしくはそれ以上です。

5…健康づくりのための身体活動量の目標は、8,000歩～10,000歩/日です。

1.1メッツに相当するのは、座位安静時の身体活動の強さです。

2.健康づくりを目的とする際は、週に23エクササイズの身体活動を行い、そのうち4エクササイズは活発な運動を行うことを目標としています。よって、2が正解となります。

3.身体活動は生活活動と運動に分類されます。

4.内臓脂肪減少を目的とする際は、週に10エクササイズ程度かそれ以上の運動が目標となります。

5.健康づくりのための身体活動の目標量は歩数にすると、8000～10000歩/日です。

1.安静時の活動強度が1メッツ。
静か立っている状態では1.8メッツです。

2.正解。健康づくりのための身体活動目標量は週23エクササイズ、そのうち目標運動量が週4エクササイズです。

3.身体活動が生活活動と運動に分類されます。

4.内臓脂肪を減少させるための運動の目標運動量は週10エクササイズ以上です。

5.健康づくりのための身体活動目標量は歩数に換算すると8000～10000歩です。

１．1メッツとは座って安静にしている状態のことを言います。

２．正解。

３．生活活動と運動に分類される活動を身体活動と言います。

４．週に10エクササイズ程度かそれ以上の運動を目標にしています。

５．身体活動の目標量は、約10000歩/日です。

１．1メッツは座って安静にしている状態です。

２．週に 23 エクササイズ以上の活発な身体活動を行い、そのうち４エクササイズ以上の活発な運動を行うことを目標にしています。

３．身体活動は生活活動と運動に分類されます。

４．週に10エクササイズ程度かそれ以上の運動を目標にしています。

５．身体活動の目標量は、歩数にすると8000～10000歩/日です。

1.誤。静かに立っている状態の身体活動強度は、1.8メッツに相当する。
2.正。健康づくりを目的とした場合に目標となる運動量は、4エクササイズ/週である。
3.誤。「身体活動」は、「生活活動」と「運動」に分けられる。
4.誤。内臓脂肪減少を目的とした場合に目標となる運動量は、10エクササイズ/週である。
5.誤。健康づくりのための身体活動量の目標は、歩数にすると、男性9,000歩/日、女性8,500歩/日である。