管理栄養士の過去問
第24回
臨床栄養学 問125
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問題
第24回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問125 (訂正依頼・報告はこちら)
傷病者のエネルギー必要量に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 安静時エネルギー消費量は、間接熱量測定計で測定できる。
b ベット上、安静時の身体活動レベルは1.5である。
c ハリス-ベネディクト(Harris-Benedict)の式で身体活動レベルが推定できる。
d 広範囲の熱傷では、エネルギー代謝量が増加する。
a 安静時エネルギー消費量は、間接熱量測定計で測定できる。
b ベット上、安静時の身体活動レベルは1.5である。
c ハリス-ベネディクト(Harris-Benedict)の式で身体活動レベルが推定できる。
d 広範囲の熱傷では、エネルギー代謝量が増加する。
- cとd
- bとc
- aとd
- aとc
- aとb
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この過去問の解説 (4件)
01
ですので、安静時エネルギー消費量を測定することは可能です。
b.ベット上、安静時の身体活動レベルは1.1~1.2です。
c.ハリスベネディクトの式では患者の性別、身長、体重、年齢から、基礎代謝量を算出できます。
d.広範囲の熱傷では組織の修復のため、必要エネルギー量が増加します。
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02
b.ベット上、安静時の身体活動レベルは1.1~1.2なので誤。
c.ハリス-ベネディクト(Harris-Benedict)の四季は基礎エネルギー消費量(BEE)を算出するために用いられる式なので誤。
d.さまざまな疾病・手術侵襲・外傷などの場合はエネルギー代謝の亢進がみられる。熱傷では1.2~2.0のストレス係数を用いるので正。
よって正解は3.aとd となる。
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03
a…安静時エネルギー消費量は間接熱量測定計で測定できます。間接熱量測定計は、対象者の呼気と尿の分析によるもので、安静時だけでなく運動時・作業時でも利用できます。
b…ベット上での安静時の身体活動レベルは1.2程度です。
c…ハリス-ベネディクトの式では、男女別に体重・身長・年齢を用いて基礎代謝量を推定するものです。
d…熱傷は、身体にとって大きなストレスであり、障害された体表面積に応じてエネルギー代謝が亢進します。
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04
臨床栄養学/傷病者・要介護者の栄養ケア・マネジメントからの出題です。
a:正しい記載です。間接熱量測定は安静時のみならず、運動時や作業時のエネルギー測定も可能です。
b:ベッド上安静の係数は1.2です。
c:ハリス-ベネディクトの式からは基礎代謝量を推定できます。
d:正しい記載です。熱傷の修復のためエネルギー代謝量が増加します。
よってaとdが正しい記載ですので、正解は 3 とわかります。
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