管理栄養士の過去問
第29回
食べ物と健康 問72
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問72 (訂正依頼・報告はこちら)
食品の官能評価に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 嗜好性評価のために選ばれた集団を、パネルという。
- 分析型の官能評価では、食べ物の嗜好性を調べる。
- 3点比較法では、3種類の試料を用いる。
- 評価尺度法では、試料間に相対的な順位をつける。
- SD ( Semantic Differential ) 法では、特性を自由記述する。
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この過去問の解説 (3件)
01
嗜好性評価のために選ばれた集団のことをパネルといいます。
2.分析型の官能評価では食品の品質や特質などを評価します。嗜好性を調べる物は嗜好型の官能評価です。
3.3点比較法では2種類の試料を用います。異なる一種類の試料と同じ試料を二つ用意し、その3つの中から異なる一つを識別するという方法です。
4.試料間に相対的な順位をつける方法は順位法です。評価尺度法とは特性や好ましさなどを評価尺度として使用する評価方法です。
5.SD法では反する形容詞を用いて試料の特性を測定する方法です。
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02
食べ物と健康/食事設計と栄養・調理からの出題です。
1.正しい記載です。官能検査における評価者をパネルと呼びます。
2.分析型の官能評価では、味や香りの特徴を調べます。
3.3点比較法は、2種類の試料で3点用意して、2種類の識別ができるかどうかを確認します。
4.評価尺度法は絶対的な評価を行います。
5.SD法では反対の意味を持つ2つの形容詞で試料の特性を評価します。
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03
1:正答。嗜好性評価では、一般消費者のパネルが選ばれます。分析型評価では評価訓練を受けたパネルが選ばれます。
2:分析型の官能評価では、食品同士の差や味、香りの特徴を評価します。嗜好性評価では、食べ物の嗜好性を調べます。
3:3点比較法では、2種類の食品を3点用意し、1つの異なる食品を識別する方法。例えば、AとBの2種類の食品を、A、B、Bと3点用意して、このうちのAを識別できるかどうかを見ます。
4:評価尺度法では、試料間に絶対的な順位をつけます。
5:SD法は、印象評価のための形容詞対を用意し、その特性を平均値と標準偏差を用いて評価するものです。
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