管理栄養士の過去問
第30回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問28
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問題
第30回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
消化管の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 胃壁の筋層は、三層構造である。
- 小腸の長さは、大腸より短い。
- 脂質は、膜消化を受ける。
- 膵管は、空腸に開口する。
- 大腸粘膜には、絨毛がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:正答。胃壁の筋層は、内側から、斜筋層、輪筋層、縱筋層の三層構造となっています。
2:小腸と大腸の長さは、成人で、小腸約7m、大腸約1.5mとされています。
3:膜消化は、消化管で消化されたものを最終的に吸収できる形にする作用です。膜消化により、糖質はグルコースやフルクトースになり、タンパク質はアミノ酸となります。脂質は胆汁酸によって乳化され、リンパ管へ移行します。
4:膵管は、十二指腸のファーター乳頭に開口します。
5:小腸粘膜には絨毛が存在しますが、大腸粘膜には存在しません。
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02
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/消化器系からの出題です。
1.正しい記載です。外縦筋・内輪筋・中斜筋の三層構造です。
2.大腸よりも小腸の方が長い臓器です。
3.脂質はまく消化を受けずに吸収されます。
4.膵管は十二指腸に開口します。
5.絨毛があるのは小腸粘膜です。
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03
2. 小腸の長さは6〜7m、大腸の長さは1.5mであり、小腸の方が長いです。
3. 糖質が小腸微絨毛の表面で膜消化を受け、輸送体によって小腸細胞内へ吸収されます。
4. 膵管はファーター乳頭に開口します。ファーターという名は発見者のドイツ人解剖学者の名に由来しています。
5. 大腸粘膜ではなく、小腸粘膜に絨毛があります。
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