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管理栄養士の過去問 第30回 応用力問題 問188

問題

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K介護老人福祉施設に勤務する管理栄養士である。認知症高齢者における栄養改善を図るために、食事支援を行っている。
利用者は、85歳、女性。5年前に認知症を発症し、施設入所した。6か月間で体重が2.5kg減少している。座位保持は可能であり、上肢に麻痺や拘縮はない。食事は普通食を自力摂取しているが、摂取率は約50%である。食事中に、ぼんやりしていることが多い。身長142cm、体重35kg、BMI 17.4kg/m2

本症例の食事中の行動について、認知症症例への食事支援という観点から、優先的に観察すべき行動である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
自ら食べ始めることができない。
   2 .
食べこぼしが多い。
   3 .
食事が終わったばかりなのに、また食べたがる。
   4 .
食事について不満を言う。
( 第30回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問188 )
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この過去問の解説 (3件)

4
1:○
問題文より『ぼんやりしていることが多い』『摂取率は約50%』とあることから、自ら食べ始めることができない可能性があります。

2:×
問題文より『座位保持は可能であり、上肢(肩口から先の手)に麻痺や拘縮はない』とあることから、食べこぼしが多いとは考えにくく、優先的に観察すべき行動とはいえません。

3:×
問題文より『摂取率は約50%』とあることから、食事が終わったばかりなのに、また食べたがることは考えにくく、優先的に観察すべき行動とはいえません。

4:×
問題文より『ぼんやりしていることが多い』とあることから、食事について不満を言うことは考えにくく、優先的に観察すべき行動とはいえません。

付箋メモを残すことが出来ます。
1
正解は(1)です。

1.〇
ぼんやりしていることが多い、摂取率は約50%である、という記述から、目の前にあるものが食べ物として認知出来ていない可能性があります。
自ら食べ始める事が出来ないことについて、優先的に観察する必要があります。

2.✖
座位保持は可能であり、上肢に麻痺や拘縮はないことから、食べこぼしは優先する観察事項ではありません。

3.4.✖
摂取率は約50%であるということから、食事への執着などの行動は考えにくいので、優先する観察事項ではありません。


1
●現状
「自ら食べ始められない」場合、認知症のために「食事」という出来事を忘れてしまい、食事への関心がないと考えられます。

1:○

2、3、4:×
食事に対する関心が見られる時に観察します。

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