管理栄養士の過去問
第31回
臨床栄養学 問115

糖尿病透析予防指導管理料を算定するためには、
糖尿病指導の経験を有する専任の医師、看護師(または保健師)、管理栄養士
で構成される診療チームが設置されている必要があります。
そのため、正解は2.となります。

また、上記以外にも、
・定期的な糖尿病教室の実施等によって、患者およびその家族に糖尿病について説明が行われていること
・1年間にこの指導料を算定した患者の人数、状態の変化について報告を行うこと
・薬剤師、理学療法士の配置が望ましい
という基準も満たす必要があります。

糖尿病透析予防指導管理料が算定できるのは、糖尿病の患者であって、医師が透析予防に関する指導の必要性があると認めた入院中の患者以外の患者に対して、医師、看護師又は保健師及び管理栄養士等が共同して必要な指導を行った場合です。

①薬剤師は該当しません。

②看護師は算定条件に該当します。

③臨床工学士は算定条件に該当しません。

④理学療法士は算定条件に該当しません。

⑤臨床検査技師は算定条件に該当しません。

糖尿病透析予防管理料の算定ができる診療チームのメンバーは、
専任の医師、
当該医師の指示を受けた専任の看護師（または保健師）、
管理栄養士
です。

よって答えは、2.看護師です。