管理栄養士の過去問
第32回
公衆栄養学 問160

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第32回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問160 (訂正依頼・報告はこちら)

A市において、食育推進計画を第二次から第三次へと改定するために、行政が最初に取り組むべきものである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
  • 第三次食育推進計画の策定
  • 各組織における食育実施計画の作成
  • 第二次食育推進計画の評価
  • 生産者と市民の食育フェスティバルの開催

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は「3」
計画実行の際には、PDCAサイクルをもちいた評価を行うことで、効率よく状況の把握を行うことができます。

1.(誤)第三次食育推進計画(P)を始める前に、第二次食育推進計画の評価(C)を行い、改善(A)のために必要な点を知ることが必要です。

2.(誤)食育推進計画実施計画の内容の作成(D)は、第三次食育推進計画(P)が、策定された後に行われます。

3.(正)第二次食育推進計画の評価(C)を最初に行うことで、第三次食育推進計画の方向性を知ることが出来ます。

4.(誤)食育フェスティバルの開催は計画作成(P)を行った後の、実施(D)となります。

参考になった数7

02

答えは(3)

選択肢で考えると、(3)第二次食育推進計画の評価→(1)第三次食育推進計画の策定→(2)各組織における食育実施計画の作成→(4)食育フェスティバル と進めるのが妥当でしょう。

(1)✖ 前期計画の評価をもとに、第三次食育推進計画の策定します。

(2)✖ 第三次食育推進計画をもとに、各組織における食育実施計画を作成します。

(3)〇 まず、第二次食育推進計画を評価し、今後の課題や優先順位等を整理します。

(4)✖ 食育実施計画に基づき、食育フェスティバルの開催などを実施します。

参考になった数2

03

正答は(3)。

このように計画を策定するには過去の評価を行って生かすことが大切です。
多くの場合はPDCAサイクルによって行われます。
PDCAサイクルとはPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)を繰り返し実施し品質の維持向上や業務をよりよく継続するための手法です。

(1) 第三次食育推進計画の策定には第二次の評価が必要なため誤りです。

(2) 各組織における食育実施計画の作成は計画が策定されてから作成されます。

(3) 評価をしてから次に進むため、正解です。

(4) フェスティバルの開催は第三次計画に含まれると考えるため誤りです。

参考になった数1