管理栄養士の過去問
第33回
応用栄養学 問94

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第33回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問94 (訂正依頼・報告はこちら)

思春期の男子に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 性腺刺激ホルモンの分泌は、思春期前に比べ低下する。
  • 年間身長増加量が最大となる時期は、女子より早い。
  • 見かけのカルシウム吸収率は、成人男性より低い。
  • 1日当たりのカルシウム体内蓄積量は、思春期前半に最大となる。
  • 鉄欠乏性貧血は、思春期の女子より多い。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は【4】です。

1.性腺刺激ホルモンの分泌は、思春期前に比べ増加します。

2.年間身長増加量が最大となる時期は、女子より遅いです。年間身長増加量は、女子が9~10歳頃ピークに、男子では11~12歳頃ピークを迎えます。

3.見かけのカルシウム吸収率は、成人男性より高いです。

4.1日当たりのカルシウム体内蓄積量は、思春期前半に最大となります。

5.鉄欠乏性貧血は、思春期の女子より少ないです。

参考になった数11

02

正解は 4 です。

1…性腺刺激ホルモンの分泌は、思春期になると増加します。

2…女子の方が思春期スパートの開始時期が早いので、年間身長増加量が最大となる時期は男子の方が遅くなります。思春期スパートとは、身長と体重が急に大きくなる時期の1つで、胎児-乳児期を第一発育急進期、思春期を第二発育急進期(思春期スパート)といいます。

3…見かけのカルシウム吸収率は思春期にピークを迎え、その後加齢とともに減少します。

4…カルシウムの蓄積量は思春期前半である13~16歳ごろに最大になります。

5…思春期は急激な成長がみられるため、鉄の必要量が増えます。しかし、月経時の失血などが原因で鉄が不足する場合も多いため、男子より女子に多く鉄欠乏性貧血が見受けられます。

参考になった数4

03

正解は≪4≫です。

1 . 性腺刺激ホルモンの分泌は、思春期前に比べ増加します。

2 . 年間身長増加量が最大となる時期は、女子より遅いです。

3 . 見かけのカルシウム吸収率は、成人男性より高いです。

4 . 1日当たりのカルシウム体内蓄積量は、思春期前半に最大となります。

5 . 鉄欠乏性貧血は、思春期の女子より少ないです。

参考になった数1