管理栄養士の過去問
第33回
栄養教育論 問101
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第33回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問101 (訂正依頼・報告はこちら)
1人で外出が困難な高齢者への、ソーシャルサポートの内容とその種類の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
- バランスのよい弁当の配食を依頼する。 ―――――――― 情動的サポート
- 家族が心配して毎日電話をかける。 ―――――――――― 評価的サポート
- NPOが地域の食事会に車で送迎をする。 ――――――――― 道具的サポート
- 車椅子で買物がしやすい食料品店の場所を伝える。 ――― 情動的サポート
- 現在の食事内容の具体的な課題を伝える。 ――――――― 情報的サポート
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
ソーシャルサポートには、「情動的サポート」「評価的サポート」「道具的サポート」「情報的サポート」の4つがあります。
●情動的サポート:励ましの声掛けをするなど、情緒面をサポートする
●評価的サポート:自己を適切に評価ができるようにサポートする
●道具的サポート:具体的にモノやサービスなどでサポートする
●情報的サポート:役に立つ情報を提供してサポートする
正しい組み合わせは、以下の通りです。
1.バランスの良い弁当の配色を依頼する。―――――――― 道具的サポート
2.家族が心配して毎日電話をかける。―――――――――情動的サポート
3.NPOが地域の食事会に車で送迎する。――――――――道具的サポート
4.車椅子で買物がしやすい食料品店の場所を伝える。――情報的サポート
5.現在の食事内容の具体的な課題を伝える。――――――評価的サポート
参考になった数16
この解説の修正を提案する
02
2.× 毎日電話をかけることは、高齢者の気持ちに働きかけるため情動的サポートです。
3.〇 道具として車を用いているので、これが正解です。
4.× 場所は情報なので、情報的サポートです。
5.× 現在の食事内容を評価したことがわかるので、評価的サポートです。
参考になった数6
この解説の修正を提案する
03
ソーシャルサポートとは「社会的関係の中でやりとりされる支援のこと」をいい、その内容により以下のように分けられます。
・情緒的サポート:情緒の安定のために行う共感や励ましの提供
・道具的サポート:形のあるモノやサービスの提供
・情報的サポート:問題の解決に役立つアドバイスや情報の提供
・評価的サポート:行動や態度に対し適切で肯定的な評価の提供
1:実際の食事の提供につながるため、「道具的サポート」です。
2:家族とのやりとりで情緒に働きかけるため、「情動的サポート」です。
◎3:モノ(車)を使いサポートしているため、「道具的サポート」です。
4:自分で買物をしてもらうための情報を提供しているため、「情報的サポート」です。
5:現状を適切に評価しているため、「評価的サポート」です。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
前の問題(問100)へ
第33回問題一覧
次の問題(問102)へ