管理栄養士の過去問
第33回
公衆栄養学 問151

１．国民健康・栄養調査は、厚生労働省が毎年実施しています。

２．国民健康・栄養調査員は、医師、管理栄養士、保健師その他の者のうちから、毎年都道府県知事が任命します。

３．栄養摂取状況調査は、日曜日や祝祭日を除く、任意の1日間で実施します。

４．国民の身体状況や栄養素等摂取量及び生活習慣の状況を明らかにし、健康日本21（第二次）などの評価を行う基礎資料になります。

５．この調査は日本に居住している人及び世帯が対象のため、海外居住者は対象外になります。

正しいのは【４】です。

１.✖　調査は、毎年実施されています。

２.✖　国民健康・栄養調査員は、都道府県知事が任命します。

３.✖　栄養摂取状況調査は、日曜日及び祝祭日を除く任意の１日で実施します。

４.〇　

５.✖　国民生活基礎調査において設定された単位区から層化無作為抽出した世帯及び世帯員を対象としており、海外に居住する日本人は対象外です。

１．×　国民健康・栄養調査は、厚生労働省にて毎年実施されます。

２．×　国民健康・栄養調査員は、医師・管理栄養士・保健師・その他の者のうちから毎年都道府県知事が任命します。

３．×　栄養摂取状況調査は、日曜や祝祭日を除く任意の１日間で実施します。

４．〇

５．×　海外居住者は対象外です。国民生活基礎調査において設定された調査地区から、層化無作為抽出した世帯及び世帯員が対象となります。　

1 .国民健康・栄養調査は健康増進法（平成14年法律第103号）に基づき、毎年実施されています。目的は、国民の身体の状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料を得ることです。

2 . 国民健康・栄養調査員は、医師、管理栄養士、保健師その他の者のうちから、毎年、都道府県知事が任命します。

3 . 栄養摂取状況は11月中の1日（日曜・祝日は除く）で行われます。

4 . 調査結果は、健康日本21（第二次）の評価に用いられます。

5 . 対象者は日本国内の居住者になります。抽出方法は調査年の国民生活基礎調査において設定された単位区から、層化無作為抽出した300単位区内の世帯(約6,000世帯)及び世帯員(調査年11月1日現在で満1歳以上の者、約18,000人)となります。