管理栄養士の過去問
第33回
応用力問題 問190

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問190 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文を読み、問いに答えよ。

K診療所に勤務する管理栄養士である。居宅療養管理指導を行っている。
患者は、75歳、女性。脳梗塞を発症し、左片麻痺を患いながら自宅療養している。意識ははっきりしており、嚥下障害は認めない。食事は買ってきてもらったレトルト粥、パン、牛乳などを自分で選んで食べているが、摂取エネルギー量が500kcal/日と少ない。
身長146cm、体重35kg、空腹時血液検査値は、ヘマトクリット33%、赤血球380万/μL、アルブミン2.6g/dL、血糖96mg/dL、トリグリセリド80mg/dL、尿素窒素11mg/dL、クレアチニン0.6mg/dL。

再訪問後の栄養管理である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
  • たんぱく質摂取量を増やす。
  • 食物繊維摂取量を増やす。
  • 増加させた水分摂取量500mLを継続する。
  • 脂肪摂取量を減らす。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は1です。

低アルブミン血症による浮腫を引き起こしていると考えられるので、たんぱく質の摂取量を増やす必要があります。

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02

正解は1です。

低アルブミン血症による浮腫が起きていることから、たんぱく質をとって体内アルブミン量を増やす必要があります。

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03

最も適切なのは【1】です。

低アルブミン血症改善のためには、
アルブミンの原料となるたんぱく質の摂取量を増やす必要があります。

参考になった数2

04

正解は【1】です。

まずは良質なたんぱく質の摂取量を増やし体重を適切に増加することが大切です。過剰な水分や塩分摂取は浮腫の原因となるので危険です。

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