管理栄養士 過去問
第39回
問16 (午前の部 問16)
問題文
高齢者の介護に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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問題
管理栄養士試験 第39回 問16(午前の部 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者の介護に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 直近の国民生活基礎調査(大規模調査年)によると、要介護者となった原因として最も多いのは、年齢にかかわらず脳卒中である。
- 介護保険制度における保険給付の財源は、全額が被保険者から徴収した保険料である。
- 介護保険制度における予防給付サービスは、要介護者が対象である。
- 介護老人保健施設では、医学的管理は行われない。
- 地域包括支援センターの業務には、権利擁護に関する業務が含まれている。
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この過去問の解説 (3件)
01
高齢者介護とその法規、介護に関するサービス、支援業務についての設問です。
不正解です。
要介護者となった原因として最も多いのは、認知症で16.6%となっています。
不正解です。
介護サービスの利用は、1割が利用者負担で、残り9割を保険料と公費で半額ずつ負担することとなっています。
不正解です。
介護保険制度において、予防給付は要支援1・2の方を対象に行われます。
不正解です。
介護老人保健施設(老健)は医師による医学管理のもと、看護・介護・栄養管理・リハビリテーション等、医療サービスが行われる施設です。
正解です。
地域包括支援センターの業務には、「包括的支援事業」と「介護予防支援」があり、
「包括的支援事業」には、介護予防ケアマネジメント・総合相談支援事業・権利擁護業務・包括的継続的ケアマネジメント支援業務 があります。
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02
高齢者の介護に関する設問です。
不正解です。
要介護者となった原因として最も多いのは、年齢にかかわらず認知症です。
次が脳卒中になります。
不正解です。
保険給付の財源は、半額が被保険者から徴収した保険料です。
被保険者から徴収した保険料50%、公費(税金)50%となっています。
不正解です。
予防給付サービスは、要支援者が対象です。
また、介護給付サービスは、要介護者が対象です。
不正解です。
医学的管理は行われます。
介護老人保健施設とは、医師が在中し医学的な管理のもと、リハビリテーションや介護が行われる施設です。
正解です。
地域包括支援センターの基本機能は下記の通りです。
・虐待の早期発見などの権利擁護業務
・総合相談支援
・介護予防ケアマネジメント
・包括的・継続的ケアマネジメント支援
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03
高齢者の介護に関する問題です。
不正解です。
要介護者となった原因として多いのは、認知症で、次いで脳血管疾患(脳卒中)になります。年齢別ではなく、要介護度別に原因を調査しています。
国民生活基礎調査は、保健、医療、福祉、年金、所得等国民生活の基礎的事項を調査しており、3年ごとに大規模調査を実施しています。
2025年7月14日現在、直近で実施された大規模調査は、令和4年になります。
不正解です。
介護保険制度における保険給付の財源は、被保険者による保険料と、税金です。
要介護認定を受けてサービスを利用する際は、サービス利用者が、1割~3割(所得によって割合が変わる)を負担し、残りが介護給付となります。
不正解です。
介護保険制度における予防給付サービスは、要支援者が対象となります。
介護給付サービスは、要介護者が対象となります。
不正解です。
介護老人保健施設では、医学的管理を行います。要介護者に対し、居宅における日常生活への復帰を目指します。
入居者100人に対し、常勤の医師が1名以上必要です。
正解です。
地域包括支援センターの業務には、①介護予防ケアマネジメント業務、②総合相談支援業務、③権利擁護業務、④包括的、継続的ケアマネジメント支援業務があります。
権利擁護業務では、成年後見制度の活用促進や、高齢者虐待への対応などを行います。
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