管理業務主任者 過去問
令和6年度(2024年)
問43

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問題

管理業務主任者試験 令和6年度(2024年) 問43 (訂正依頼・報告はこちら)

国土交通省が公表している分譲マンションの統計・データ等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
  • マンションの新規供給戸数は、2008年以降、一貫して減少している。
  • 2022年末時点における築40年以上のマンションのストック戸数は、10年前と比べると、約2倍に増加している。
  • マンション建替円滑化法に基づくマンション敷地売却の実績は、2016年以降毎年10件以上ある。
  • 建替え工事が完了したマンションの件数は、2023年3月時点の累計で、250件を超えている。

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この過去問の解説 (1件)

01

国土交通省が公表している分譲マンションの統計・データ等に関する問題です。

選択肢1. マンションの新規供給戸数は、2008年以降、一貫して減少している。

不適切

 

国土交通省の令和6年度住宅経済関連データを参照すると、マンションの新規供給戸数は、2008年以降、一貫して減少しているとはいえないため不適切です。

選択肢2. 2022年末時点における築40年以上のマンションのストック戸数は、10年前と比べると、約2倍に増加している。

不適切

 

国土交通省「築40年以上のマンションストック数の推移」によると、

2022年末で、築40年以上のマンションは約125.7万戸存在します。

一方、10年前の2012年末は29.3万戸であり、約4倍に増加しています。

 

したがって、約2倍に増加しているとの記述は不適切です。

選択肢3. マンション建替円滑化法に基づくマンション敷地売却の実績は、2016年以降毎年10件以上ある。

不適切

 

国土交通省「マンション建替え等の実施状況」によると、マンション建替え円滑化法に基づくマンション敷地売却の実績は、2016年以降で累計11件(2024年4月1日現在)です。

 

2016年以降毎年10件以上あるとの記述は不適切です。

選択肢4. 建替え工事が完了したマンションの件数は、2023年3月時点の累計で、250件を超えている。

適切

 

国土交通省「マンション建替え等の実施状況」によると、マンションの建替えの実績は累計で282件(2023年3月時点)です。

 

したがって、250件を超えているため、適切です。

なお、2024年4月1日時点では297件となっています。

まとめ

データを知らないと解けないと思いますので、本問題で登場しているデータは資料で確認しておきましょう。

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