1級管工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
問題B 問55
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 学科試験 問題B 問55 (訂正依頼・報告はこちら)
配管材とその継手又は接合方法の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 配管材:配管用炭素鋼鋼管 継手又は接合方法:ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手
- 配管材:配管用ステンレス鋼鋼管 継手又は接合方法:B形ソケット接合
- 配管材:ポリエチレン管 継手又は接合方法:クランプ式管継手
- 配管材:耐火二層管 継手又は接合方法:TS式差込み接合
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この過去問の解説 (3件)
01
1 代表的なものとして、ねじ接合、フランジ接合、溶接があります。
2 代表的なものとして溶接、フランジ接合、メカニカル接合があります。
3 ポリエチレン用の専用クランプ継手を用いたりもします。
4 TS継手はテーパーがかかっており、接着のりで接合するものになります。
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02
配管材とその継手又は接合方法の組合せに関する問題です。
適当です。
配管用炭素鋼鋼管に対しての継手又は接合方法は「ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手」で正解です。
適当ではありません。
配管用ステンレス鋼鋼管に対しての継手又は接合方法は差込式のソケットではありません。
「フランジ接合」「ねじ接合」「メカニカル接合」が正解になります。
適当です。
ポリエチレン管に対しての継手又は接合方法は「クランプ式管継手」で正解です。
適当です。
耐火二層管に対しての継手又は接合方法は「TS式差込み接合」で正解です。
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03
配管材、その継手、接合方法に関する問題です。
正
配管材と継手・接合方法は、問題の組み合わせ通りです。
配管用炭素鋼鋼管の接合には、ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手を主に使用します。
配管用炭素鋼鋼管を排水配管に接合するときは、ねじ込み式排水管継手を使用します。ねじ込み式排水管継手には、鋳鉄製と可鍛鋳鉄製があります。
誤
配管用ステンレス鋼鋼管の接合には、溶接接合、フランジ接合、ハウジング形接合、メカニカル接合があります。
・溶接接合は、TIG自動円周溶接機を使った自動溶接を行います。
・フランジ接合では、スタブエンドか、管端つば出しステンレス鋼管継手を使用する場合と、溶接フランジを使う場合との2つの方式があります。
・ハウジング形接合では、接合管の両端にセルフシールリップ形ガスケットを取付け、その上にハウジングをかぶせてボルト・ナットで締付け、流体を密封します。
・メカニカル接合では、メカニカル管継手を使い、ゴムガスケットをシールに使い機械的接合による方法です。メカニカル管継手は他の継手違いJISのような規格がなく、メーカー規格によるものです。
正
配管材と継手・接合方法は、問題の組み合わせ通りです。
ポリエチレン管の接合は、メカニカル接合で、クランプ式管継手をつかいます。
クランプには、ソケット用クランプ、チーズ用クランプ、エルボクランプ、差込み継手用のマルチクランプなど状況に合わせたクランプがあります。
正
配管材と継手・接合方法は、問題の組み合わせ通りです。
耐火二層管の接合には、接着接合とゴム輪接合があります。
・接着接合は、TS接合で、継手の受け口をテーパとし、接着剤によって受け口と挿し口を一体化します。
・ゴム輪接合は、ゴム輪を使用した接続です。
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