1級管工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)
問題A 問35
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 学科試験 問題A 問35 (訂正依頼・報告はこちら)
ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 都市ガスの種類において、13AはLNGを主体として製造されたガスである。
- 都市ガスの発熱量は、一般的に、総発熱量(高発熱量)から蒸発熱を差し引いた低発熱量で表示される。
- 都市ガスの供給において、ガス消費量が多い熱源機器を使用する施設には中圧供給方式とする場合がある。
- ガス事業法では、ガス供給圧力が0.1MPa未満を低圧、1MPa以上を高圧と区分している。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 13AはLNGを主体としています。
2 都市ガスの発熱量は、一般的に、総発熱量(高発熱量)で表します。低発熱量は高発熱量から潜熱分を引いたものになります。
3 上記の通りになります。
4 0.1MPa未満は低圧、0.1~1MPa未満は中圧
1MPa以上は高圧という区分になります。
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02
ガス設備に関する問題です。
適当です。
都市ガスの種類は、総発熱量、比重、燃焼速度の違いから7種類に分類されています。
そのうち13AはLNG(液化天然ガス)を主体として製造されたガスです。
適当ではありません。
低発熱量は確かに総発熱量(高発熱量)から蒸発熱を差し引いたものですが、都市ガスの発熱量は、一般的に総発熱量(高発熱量)で表示されます。
適当です。
本文のとおり、ガス消費量が多い熱源機器を使用する施設に対しては中圧供給方式とする場合があります。
適当です。
1MPa以上 高圧
0.1MPa未満0.1MPa以上で1.0MPa未満 中圧
0.1MPa未満 低圧
となります。
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03
ガス設備に関する問題です。
正
問題文の通りです。
都市ガスは、13A、12A、6A、5C、L1、L2、L3の種類があり、この順番で発熱量が低い方に変わります。
13Aの成分は、CH4(88.5%)・CmNn(11.5%)が成分で、発熱量は、46100 [kJ/m3]です。
誤
総発熱量(高発熱量)から蒸発熱を差し引いたものが低発熱量で、都市ガスの発熱量は、一般的に、高発熱量で表示されます。
燃焼によって発生した熱量から、水蒸気の蒸発熱を引いた値が低発熱量です。
低発熱量に蒸発熱量を含めたものが、高発熱量です。
正
問題文の通りです。
都市ガスの供給方式は、導管の輸送圧力から、高圧供給方式、中圧供給方式、低圧供給方式があります。
中圧供給方式は、中圧で導出されたガスを、供給地区内の整圧器によって低圧に整圧し、客先に供給します。方式には、中圧Bから低圧に整圧する場合と、中圧Aから中圧Bや低圧に整圧して、供給する方式があります。
需要家に必要な場合は、中圧で直接供給する中圧ストレート供給があります。
正
問題文の通りです。
「ガス事業法施行規則第1条(定義)」第2項では次のように定義されます。
【 1.「高圧」とは、ガスによる圧力で、1 MPa以上の圧力(ゲージ圧力をいう。)をいう。
2.「中圧」とは、ガスによる圧力であつて、0.1 MPa以上 1 MPa未満の圧力をいう。
3.「低圧」とは、ガスによる圧力であつて、0.1 MPa未満の圧力をいう。
4.「熱量」とは、標準状態の乾燥したガス 1m3中で測定される総熱量をいう。
5.「液化ガス」とは、常用の温度で、圧力が 0.2 MPa以上となる液化ガスで、その圧力が0.2 MPa以上であるものまたは圧力が 0.2 MPaとなる場合の温度が 35℃以下である液化ガスをいう。】
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