1級管工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)
問題A 問40
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 学科試験 問題A 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
空気清浄装置に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 自動巻取形フィルターは、タイマーや差圧により電動機を駆動して、ロール状に巻いたろ材を巻き取る機構となっている。
- 静電式の空気清浄装置は、高圧電界による荷電及び吸引付着力により粉じんを除去するものであり、粉じん捕集率は面風速の大小に左右されない。
- 活性炭フィルターは、素材の細孔を利用し、空気中に含まれる臭気成分ガスを除去するものである。
- HEPAフィルターは、捕集した粉じんによる圧力損失の上昇が早いため、一般的に、プレフィルターを設ける。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解 2
1 ロール状のろ材が回転するものになります。
2 静電式の空気清浄装置は、高圧電界による荷電及び吸引付着力により粉じんを除去するものになります。面風速の大小に左右されます。
3 活性炭フィルターは、素材の細孔を利用し、空気中に含まれる臭気成分、ガスなどを除去するものである。
4 上記の通りになります。
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02
空気清浄装置に関する問題です。
適当です。
自動巻取形フィルターはその名のとおり、タイマーや差圧により電動機を駆動して、ロール状に巻いたろ材を巻き取る機構となっています。
適当ではありません。
静電式の空気清浄装置に関して述べていますが、高圧電界による荷電及び吸引付着力により粉じんを除去するものであるからこそ、粉じん捕集率は面風速の大小に左右されてしまいます。
適当です。
活性炭フィルターに関して述べており、素材の細孔を利用し、空気中に含まれる臭気成分ガスを除去するものです。
適当です。
HEPAフィルターとは、空気中にある0.3マイクロメートル以上の粒子を捕集することができる高性能なエアフィルターですが、本文のとおり捕集した粉じんによる圧力損失の上昇が早いため、
手前にプレフィルターを設けます。
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03
空気清浄装置に関する問題です。
正
問題文の通りです。
自動巻取形フィルターは、ロール状にろ材を巻いて、別のロールで巻き取って、長時間使用できるようにしています。
ロールの巻き取り開始は、タイマーによる巻き取りや前後差圧での自動巻き取りです。
誤
静電式の空気清浄装置は、高圧電界による荷電及び吸引付着力により粉じんを除去するものであり、粉じん捕集率は面風速の大小に左右されます。
静電式の空気清浄装置は、荷電や吸引付着力で粉塵を除去するもので、微細な粉塵用として使われます。
粉じん補修率は、空気中の粉じんを補足する割合です。面風速は、フィルターなどによる清浄機の性能として、処理風量をフィルター本体の前面投影面積で割った値で清浄能力を表す指標で、面風速が小さいほど粉じん捕集率が高いと言えます。
正
問題文の通りです。
表面積の大きな吸着剤である活性炭は、フィルターとして有毒ガスや臭気を除去します。
正
問題文の通りです。
HEPAフィルターは、高性能フィルターとも言い、特殊加工したガラス繊維をろ材として、通過風速を非常に遅くして圧力損失を少なくした構造を持ち、ろ材を折り込んで間に金属箔セパレータを挿入し、ろ過面積を広くするために、ろ材間間隔を保っています。
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