1級管工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)
問題A 問42
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 学科試験 問題A 問42 (訂正依頼・報告はこちら)
ダクトに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- フレキシブルダクトは、無理な屈曲による取付け方をした場合、圧力損失が大きくなる。
- 低圧ダクトは、常用圧力において、正圧、負圧ともに500Pa以内で使用する。
- 幅又は高さが450mmを超えるダクトで保温を施さないものには、300mm以下のピッチで補強リブを設ける。
- アングルフランジ工法ダクトは、共板フランジ工法ダクトに比べて、フランジ接合部の締付け力が小さい。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解 4
1 フレキシブルダクトは、無理な屈曲による取付け方をした場合、圧力損失が大きくなります。
2 低圧ダクトは、常用圧力において、正圧で+500Pa負圧で-500Pa以内で使用します。構造上の許容圧力は正圧+1000Pa、負圧-750Paになります。
3 上記の通りになります。
振動、騒音の防止になります。保温材は振動抑制の効果があります。
4 アングルフランジ工法ダクトは、フランジ部全周をボルト締めするため、4隅をボルト締めするコーナーボルト工法ダクト(共板フランジ工法ダクトやスライドオンフランジ工法ダクトなど)に比べて、フランジ接合部の締付け力は大きくなります。
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02
ダクトに関する問題です。
適当です。
フレキシブルダクトに関して述べられています。可とう性がおおきいですが、無理な屈曲による取付け方をした場合、圧力損失が大きくなります。
適当です。
低圧ダクトは常用圧力において、正圧、負圧ともに500Pa以内で使用します。
適当です。
「幅又は高さ」が「450mmを超える」ダクトで保温を施さないものに関しては、300mm以下のピッチで補強リブを設けます。
適当ではありません。
アングルフランジ工法ダクトは、共板フランジ工法ダクトに比べてフランジ接合部の締付け力が
「大きい」です。
アングルフランジ工法では全周ボルトナットを使用しますが、共板フランジ工法ではボルトナットは四隅コーナー部のみであとはクリップとなります。
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03
ダクトに関する問題です。
正
問題文の通りです。
ダクト取付時に、無理に曲げたり、潰すような取付をすると、ダクトの断面積が小さくなり、それが原因で圧力損失が増加し、設計通りの換気量などの流量が確保できなくなります。
正
問題文の通りです。
低圧ダクトは、通常の運転時で、内圧が+500Pa以下、または-500Pa以内の範囲のダクトです。
正
問題文の通りです。
補強リブを入れる目的は、ダクトの板振動で騒音が発生するのを防止するためです。
誤
アングルフランジ工法ダクトは、共板フランジ工法ダクトに比べて、フランジ接合部の締付け力が、大きいです。
アングルフランジ工法のダクトは、フランジの4隅をボルトナットで締め付けて気密を確保します。
共板フランジ工法では、フランジの4隅をボルトナットで締め付けた上に、コーナ―金具とフランジ押さえ金具でフランジの接続を強化します。
従って、アングルフランジ工法のダクトは4隅のボルトナットだけでフランジを接続するため、4か所のみに締付け力が集中します。
対して、共板フランジは4隅の締付の他に、コーナ―金具とフランジ押さえ金具でも締付けを行うため、フランジ接合部の締付け力は、アングルフランジ工法ダクトの方が、大きくなります。
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