1級管工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)
問題B 問48
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 学科試験 問題B 問48 (訂正依頼・報告はこちら)
下図のネットワーク工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。ただし、図中のイベント間のA〜Iは作業内容、日数は作業日数を表す。
- クリティカルパスは、①→②→③→④→⑤→⑦→⑧で、所要日数は21日である。
- イベント⑥の最早開始時刻と最遅完了時刻は同じで、15日である。
- 作業Eのトータルフロートは1日、フリーフロートは0日である。
- 作業Eの所要時間を1日短縮しても、工期は1日短縮されない。
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この過去問の解説 (2件)
01
1 クリティカルパスは①→②→③→④→⑤→⑦→⑧で、所要日数は21日になります。
2 ⑥の最早開始時刻は14日、最遅完了時刻は15日になります。
3 作業EのTFは、1日でFFは0日になります。
4 上記の通りになります。
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02
ネットワーク工程表に関する問題です。ネットワーク工程表を用いた問題は頻出です。
最遅完了時刻、最早開始時刻、クリティカルパスは必ずもとめられるようにしておきましょう。
最遅完了時刻 最早開始時刻 クリティカルパス
① 0 ③-A=5-4=1
②-B=5-5=0 ◎ ☆
② ①+B=0+5=5 ⑥-E=15-9=6
③-0=5-0=5 ◎ ☆
③ ①+A=0+4=4 ⑤-D=11-5=6
②+0=5+0=5 ◎ ④-C=11-6=5 ◎ ☆
④ ③+C=5+6=11 ⑧-G=21-8=13
⑤-0=11-0=11 ◎ ☆
⑤ ③+D=5+5=10 ⑦-F=15-4=11 ☆
④+0=11+0=11 ◎
⑥ ②+E=5+9=14 ⑧-H=21-5=16
⑦-0=15-0=15 ◎
⑦ ⑤+F=11+4=15 ◎ ⑧-I=21-6=15 ☆
⑥+0=14+0=14
⑧ ④+G=11+8=19
⑥+H=14+5=19
⑦+I=15+6=21 ◎ → 21 ☆
適当です。
冒頭に載せたとおり、クリティカルパスは①②③④⑤⑦⑧であり、所要日数は21日です。
適当ではありません。
イベント⑥の最遅完了時刻は14、最早開始時刻は15ですので誤っています。
適当です。
作業Eのトータルフロートは、②より6-5=1、フリーフロートは5-5=0
となります。
適当です。
作業Eに関わる部分を-1したとしても工期の短縮はされません。
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