1級管工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)
問題B 問53
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 学科試験 問題B 問53 (訂正依頼・報告はこちら)
機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- パッケージ形空気調和機の屋外機の設置場所に季節風が吹き付ける場合、屋外機は、原則として、空気の吸込み面や吹出し面が季節風の方向に正対しないように設置する。
- 3階建ての建築物の屋上に2台の冷却塔を近接して設置する場合、2台の冷却塔は、原則として、ルーバー面の高さの2倍以上離して設置する。
- 呼び番号3の送風機を天井吊りとする場合、送風機は形鋼をかご型に溶接した架台上に防振材を介して設置し、当該架台は建築構造体に固定する。
- 大型ボイラーをコンクリート基礎に据え付ける場合、ボイラーは、基礎のコンクリートを打設後、5日が経過してから据え付ける。
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この過去問の解説 (2件)
01
1 季節風と正対して設置すると、運転時により負荷がかかり本来の能力が出なくなる可能性が高いので推奨できない設置方法になります。
2 冷却塔は上部から落ちてくる水に対して風をあて気化熱を利用する機械になりますので、冷却塔同士が近くにあると風の取り合いになるので十分な距離をあけます。
3 呼び番号(送風機のサイズ)2以上は形鋼をかご型に溶接した架台上に防振材を介して設置します。
4 大型機器の基礎は10日経過してから据付を行います。
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02
機器の据付けに関する問題です。
適当です。
パッケージ形空気調和機の「屋外機」の設置場所に「季節風が吹き付ける場合」に関して述べています。本文のとおり空気の吸込み面や吹出し面が季節風の方向に「正対しないように」設置します。
適当です。
3階建ての建築物の屋上に「2台の冷却塔」を「近接して設置」する場合に関して述べています。2台が正常な運転をするためには、ルーバー面の高さの2倍以上離して設置することが重要です。
適当です。
「呼び番号3」の送風機を「天井吊り」とする場合、送風機は形鋼をかご型に溶接した架台上に「防振材を介して」設置し、当該架台は建築構造体に固定します。
適当ではありません。
大型ボイラーをコンクリート基礎に据え付ける場合、ボイラーは、基礎のコンクリートを打設後、「10日」が経過してから据え付けます。
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