1級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)
問12 (問題A 問12)

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 問12(問題A 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

電気工事に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 乾燥した場所に敷設した合成樹脂製可とう管( PF管 )内には、電線の接続部を設けてもよい。
  • 使用電圧が300 V以下の金属管には、D種接地工事を施す。
  • 合成樹脂製可とう管( PF管 )相互の接続は、直接接続としてはならない。
  • 金属管相互は、堅ろうに、かつ、電気的に完全に接続しなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「乾燥した場所に敷設した合成樹脂製可とう管( PF管 )内には、電線の接続部を設けてもよい。」です。

選択肢1. 乾燥した場所に敷設した合成樹脂製可とう管( PF管 )内には、電線の接続部を設けてもよい。

誤りです。

 PF管及びCD管(合成樹脂製可とう電線管)内に

 電線の接続点を設けることは不可となります。

選択肢2. 使用電圧が300 V以下の金属管には、D種接地工事を施す。

設問の通りです。

 300Vを超える場合はC種接地工事が必要となります。

選択肢3. 合成樹脂製可とう管( PF管 )相互の接続は、直接接続としてはならない。

設問の通りです。

 カップリング接続は可能です。

選択肢4. 金属管相互は、堅ろうに、かつ、電気的に完全に接続しなければならない。

設問の通りです。

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02

電気工事に関する問題です。

選択肢1. 乾燥した場所に敷設した合成樹脂製可とう管( PF管 )内には、電線の接続部を設けてもよい。

適当ではありません。

これは必ずおさえておいてください。

乾燥した場所だろうと合成樹脂製可とう管( PF管 )内には、電線の接続部を設けてはいけません。

選択肢2. 使用電圧が300 V以下の金属管には、D種接地工事を施す。

適当です。

接地工事に関して、使用電圧が「300 V以下」の金属管には、「D種接地工事」です。

「300Vをこえる」場合はC種接地工事になります。

選択肢3. 合成樹脂製可とう管( PF管 )相互の接続は、直接接続としてはならない。

適当です。

合成樹脂製可とう管( PF管 )相互の接続は、直接接続としてはいけません。

選択肢4. 金属管相互は、堅ろうに、かつ、電気的に完全に接続しなければならない。

適当です。

これは本文そのままおさえてください。

金属管相互は、堅ろうに、かつ、電気的に完全に接続しなければなりません。

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03

電気工事に関する問題です。

選択肢1. 乾燥した場所に敷設した合成樹脂製可とう管( PF管 )内には、電線の接続部を設けてもよい。

乾燥した場所に敷設した合成樹脂製可とう管( PF管 )内には、電線の接続部を設けてはいけない

 

「電技解釈第158条(合成樹脂管工事)」第1項第3号

【 合成樹脂管内では、電線に接続点を設けないこと。 】

なお、合成樹脂管には、PF管、CD管、VE管があります。

 

また、金属管についても、同様に定められています。

選択肢2. 使用電圧が300 V以下の金属管には、D種接地工事を施す。

問題文の内容通りです

 

「電技解釈第159条(金属管工事)」第3項第4号、5号

使用電圧区分接地工事種類特記
300V以下D種接地工事

以下の場合接地を省略

・管路全長4m以下で

乾燥した場所

・対地電圧150Vで、管路

全長8m以下で人が容易に

触れられない場所

300V超過C種接地工事

人が触れる恐れがない

場合は、D種接地でよい。

選択肢3. 合成樹脂製可とう管( PF管 )相互の接続は、直接接続としてはならない。

問題文の内容通りです

 

「電技解釈第158条(合成樹脂管工事)」第3第8号

【 合成樹脂製可とう管相互、CD管相互、合成樹脂製可とう管とCD管とは、直接接続しません。 】

選択肢4. 金属管相互は、堅ろうに、かつ、電気的に完全に接続しなければならない。

問題文の内容通りです

 

「電技解釈第159条(金属管工事)」第3項第1号

【 管相互および管とボックスや附属品とは、ねじ接続か他に同等以上効力のある方法で、堅ろう、かつ、電気的に完全に接続します。 】

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