1級管工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
問題A 問29
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 学科試験 問題A 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 衛生器具の同時使用率は、器具数が増えるほど小さくなる。
- 一般水栓の最低必要吐出圧力は、30 kPaである。
- 受水タンクの水抜き管は、間接排水として排水口空間を設ける。
- 揚水管の横引配管が長くなる場合、上層階で横引きをする方が水柱分離を生じにくい。
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この過去問の解説 (2件)
01
適当でないものは「揚水管の横引配管が長くなる場合、上層階で横引きをする方が水柱分離を生じにくい。」です。
設問の通りです。
設問の通りです。
また、通常使用される大便器洗浄弁、
一般のシャワーなどにおいては70kPaとなります。
設問の通りです。
誤りです。
揚水管の横引きが長い場合には、
水圧の高い低層階で横引きを行います。
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02
給水設備に関する問題です。
適当です。
衛生器具が増えるということは、同時に使用している時間が減少するのでそれに伴って同時使用率も小さくなります。
適当です。
「一般水栓」の最低必要吐出圧力は「30 kPa」です。
適当です。
排水の逆流を防ぐため、「間接排水」として「排水口空間」を設けます。
適当ではありません。
水柱分離を起こしにくくするには、横引配管は給水圧力の高い下層階で行うべきです。
水柱分離とは、揚水ポンプを停止して流れを急に止めたときに、慣性力と重力の作用によって管内が負圧となってしまい、局部の圧力が水の飽和蒸気圧よりも低くなることにより、蒸発を起こして水流がとぎれてしまう現象をいいます。
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