1級管工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
問題B 問51

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 学科試験 問題B 問51 (訂正依頼・報告はこちら)

建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 重大災害とは、一時に3人以上の労働者が業務上死亡した災害をいい、労働者が負傷又はり病した災害は含まない。
  • 建設工事において発生件数の多い労働災害には、墜落・転落災害、建設機械・クレーン災害、土砂崩壊・倒壊災害がある。
  • 災害の発生頻度を示す度数率とは、延べ実労働時間 100万時間当たりの労働災害による死傷者数である。
  • 災害の規模及び程度を示す強度率とは、延べ実労働時間 1,000時間当たりの労働災害による労働損失日数である。

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この過去問の解説 (2件)

01

建設工事における安全管理に関する問題です。

選択肢1. 重大災害とは、一時に3人以上の労働者が業務上死亡した災害をいい、労働者が負傷又はり病した災害は含まない。

適当ではありません。

重大災害の定義に関してですが、重大災害とは不休も含む一時に3人以上の労働者が業務上死傷又はり病した災害をいいます。

死亡した災害のみではありません。

選択肢2. 建設工事において発生件数の多い労働災害には、墜落・転落災害、建設機械・クレーン災害、土砂崩壊・倒壊災害がある。

適当です。

建設工事において発生件数の多い労働災害に関して、本文のとおり墜落・転落災害、建設機械・クレーン災害、土砂崩壊・倒壊災害があります。

選択肢3. 災害の発生頻度を示す度数率とは、延べ実労働時間 100万時間当たりの労働災害による死傷者数である。

適当です。

災害の発生頻度を示す「度数率」に関して、延べ実労働時間 100万時間当たりの労働災害による死傷者数です。

選択肢4. 災害の規模及び程度を示す強度率とは、延べ実労働時間 1,000時間当たりの労働災害による労働損失日数である。

適当です。

災害の規模及び程度を示す「強度率」に関して、延べ実労働時間 1,000時間当たりの労働災害による労働損失日数です。

まとめ

強度率や度数率に関して入れ替えて問題をだしてくるパターンもあります。

気を付けましょう。

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02

1.誤りです。

 重大災害とは、不休も含む一時に3人以上の労働者が業務上死傷又はり病した災害で、死亡以外も含みます。


2.設問の通りです。


3.設問の通りです。


4.設問の通りです。

 その他、災害の規模及び程度を表す指標として、年千人率があります。

  年千人率:1年間の労働者1,000人あたりに発生した死傷者数の割合

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