1級管工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
問題B 問56
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 学科試験 問題B 問56 (訂正依頼・報告はこちら)
配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- ポンプの振動が防振継手により配管と絶縁されている場合は、配管の防振支持の検討は不要である。
- 配管の防振支持に吊り形の防振ゴムを使用する場合は、防振ゴムに加わる力の方向が鉛直下向きとなるようにする。
- 強制循環式の下向き給湯配管では、給湯管、返湯管とも先下がりとし、勾配は 1/200 以上とする。
- 通気横走り管を通気立て管に接続する場合は、通気立て管に向かって上り勾配とし、配管途中で鳥居配管や逆鳥居配管とならないようにする。
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この過去問の解説 (2件)
01
配管の施工に関する問題です。
適当ではありません。
ポンプの振動が防振継手により配管と絶縁されている場合ですが、それだけではポンプ自身の振動により配管の破損の原因となってしまします。
フレキシブル管の採用もですが、配管の防振支持の検討は必要となります。
適当です。
配管の防振支持に吊り形の防振ゴムを使用する場合に関して、防振ゴムに加わる力の方向は「鉛直下向き」となるようにします。
適当です。
「強制循環式」の「下向き給湯配管」に関して、配管は逆流を防ぐため給湯管、返湯管とも「先下がり」とし、勾配は「 1/200 以上」とします。
適当です。
通気横走り管を通気立て管に接続する場合に関して、通気立て管に向かって「上り勾配」、配管途中での「鳥居配管や逆鳥居配管は禁止」です。エアだまりが起きないような措置を行います。
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02
1.誤りです。
振動はポンプから直接伝わる以外にも、床面や壁から伝わることもあるため、防振支持の検討は必要となります。
2.設問の通りです。
3.設問の通りです。
なお、上向き給湯配管では、給湯管を先上がり、返湯管を先下がりとします。
4.設問の通りです。
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